第二話
「ふう〜、無事に転移出来たな。とりあえず神様に言われた通りステータスって念じてみるか。」
すると頭の中に情報が浮かんできた。
名前:レンマ=カミシロ 16歳 男
レベル:1
種族:人族(異世界人)
職業:錬成魔術師
HP:220
MP6000
攻撃:20
防御:20
魔攻:32
魔防:30
回避:20
器用:30
スキル:錬金魔術(S級)[+全属性魔法][+全属性強化][+精度補正][+イメージ補正][+詠唱速度補正][+魔力消費減少][+物質合成][+物質抽出][+物質分離][+自動錬成][+魔術錬成][+複数錬成][+物質錬成][+精密錬成][+魔法付与][+練成知識]・神眼(S級)[+ステータス鑑定][+物質鑑定][+魔力感知][+気配感知][+サーチ][+千里眼]・隠蔽(S級)[+情報隠蔽][+偽装][+気配遮断]・言語理解
加護:女神の加護[+成長速度5倍][+魔力消費1/2]
持ち物:ショートソード、マジックバッグ
所持金:金貨1枚、銀貨5枚、銅貨20枚
MPだけ高いけど他はあまり多くないな。スキルは全部Sって…これがチートだな。加護もついてるしこれなら何とかなりそうだけど
錬金魔術ってどんな効果なんだ?
するとまた頭の中に情報が浮かんだ。
錬成魔術(S級)
錬金術と魔術を併せ持ったもの。
魔力や物質を対価に物を生み出す魔法。MP量に依存。
[+全属性魔法][+全属性強化][+精度補正][+イメージ補正][+詠唱速度補正][+魔力消費減少][+物質合成][+物質抽出][+物質分離][+自動錬成][+魔術錬成][+複数錬成][+物質錬成][+精密錬成][+魔法付与][+練成知識]
*物質錬成:物質同士による錬成
*魔術錬成:魔力と物質による錬成
なるほど。それなら今のうちに何か錬成するか。
手持ちはショートソード、とマジックバッグぐらいしかないしショートソードとりあえずMP3000ぐらい使うか。
「魔術錬成」
そう言うと体の中から急に力が抜けてくる感じがしてショートソードが光り輝き新たな物が生み出された。おー見るからにさっきより強そうだな。
マテリアルソード
ショートソードと多量の魔力によって生み出されたソード。高い硬度をもつ。強力な魔石を合成することで魔剣となる素材武器。武器としての性能は普通でCランク相当。
ショートソードはFランク武器だったからこれなら攻撃さえ当たれば魔物を倒せそうだしそろそろ周辺を確認するか。
そう思って[サーチ]してみると…
どうやら今俺がいる場所は森の中で辺りに人の気配もないようだ。
うーん、とりあえずまっすぐ進んでみよう。
そう思って、ひたすら進んだ。道中辺りを見ながら鑑定を使っていると幾つか使えそうな物が見つかった。
ー薬草ー
主にHPポーションの材料として使われる。薬草を食べることで少しHPが回復する。
ーベリーの実ー
ベリーから取れる実。
甘酸っぱいのが特徴。
これらを拾いつつ、辺りが暗くなったので寝ることができそうな場所を探した。
しばらく探すと洞窟のような場所を見つけたのでその中を確認し何もいなかったので、辺りの木の枝や葉っぱを集めて火を付けようと思い、火起こしをし始めた。
1時間ほど苦戦してようやく火が付いたので、ベリーの実を食べた。
とりあえず明日も森の中を探索して、人のいる場所を探すか。
そう思い、眠りについた。