表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
姫を探して  作者: ブレイン
第0章:始まりの物語

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

3/11

追跡の帝国

王国陥落の報を受けた帝国。

勝利に沸くはずの宮廷で、ひとつの“異変”が発覚する。

それは、帝国にとっても無視できぬ「姫の行方」だった――。

―王都陥落の翌朝。

まだ煙がくすぶる城下を、帝国軍の旗がゆっくりと掲げられていく。

焦げた匂いと血の臭いが、冷たい風に混じって流れた。


「……姫がいない、だと?」

報告を受けた黒衣の将軍アーレンは、眉をひそめた。

無骨な手が、机の上の地図を強く叩く。


「王と王妃は捕らえたはずだ。なぜ姫だけ……」

「地下へ続く通路がありました。おそらく、侍女か騎士が逃がしたものかと。」

「愚かな。――姫が生きていれば、王国の再興の火種になる。」


将軍の声に、部屋の空気が凍りつく。

側近たちは息を潜めた。


「全軍に伝えろ。姫を探せ。

 見つけ次第、必ず生け捕りにしろ。」


アーレンは窓の外を見やる。

崩れた城壁の向こう、遠くに見える森の方角へと目を細めた。

 戦は終わった。しかし、次の“狩り”が始まる。


 帝国の捜索隊が、焼け落ちた王都を離れて森へと進軍を開始した。

 誰も知らぬ姫の行方を追って――。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ