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英雄の送人  作者: SOGEKIKUN
第三章〜追憶の君へ〜
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⑳「ニンギヌスの使い②」


「私の合図でエルザさんとシルフィは、同時に寝ているアイスクラッシャーの頭に魔法を食らわせてください。

 それと同時に私は遠隔で魔法瓶を起動させます。他の皆さんは他の魔物に対して警戒をしてください。

 もし、アイスクラッシャーが冬眠から目覚めた場合は、隠れている私達には目もくれず、洞窟を出て待ち構えているニンギヌスの使いの群れと交戦する筈です。」


これがロアの考えた作戦だった。


 中々いい作戦だと思う。洞窟が崩れる可能性もあるが、これだけ大きな洞窟ならば、余程の衝撃でも無い限り、崩れることはないだろう。


「この作戦に反対する奴は?」


俺が一人一人の顔に呼びかけると、全員首を縦に揺らしていた。


 唯一、ダンが手を挙げていたが、表情からして、ただリーダーとして賛成の意思を示そうとしているようだ。


「黒き刃のリーダーとしては問題ない。オーガ野郎はどうなんだ?」


「なんだ?」「なんダ?」


 同時にこちらを見る二人にダンが苦笑しながら訂正する。


「す、済まねえ…。本物の方だ。」


「俺カ?これ以上いい案は無いと思うゾ。賛成ダ。」


 かくして、俺達は寝ているアイスクラッシャーを起こさないように静かに配置につき始めた。


 全員が所定の位置にたどり着いた後、ロアに配られた魔法瓶をアイスクラッシャーの周りに置いていく。


俺は、アイスクラッシャーの頭部置くように指示されたので、ロアと一緒にそこに向かっていた。


よく見れば見るほど、アイスクラッシャーの図体の大きさに驚いてばかりだ。


 洞窟を大きく揺らすその姿はあのバジリスクよりも大きく見えた。

 あのバジリスクよりも低いランクAとは思えない。


 少しして、全ての魔法瓶を設置し終えた俺たちは約束した集合場所の近くの岩影へと集合した。


「全員いるか?」


「全員いるよリーダー。始めよう。」


「皆さん。ちゃんと頭を下げておいてください。タイミングよく当ててください。エルザさん、シルフィ。よろしくお願いします。」


「ええ、任せて。」「余裕、余裕ぅ〜!!」


 心地良い二人の返事を頷いたことで、受け取ったロアは一息入れた後、小さな身体を動かし、力いっぱい魔法瓶をアイスクラッシャーの頭部の手前に投げ入れた。


 それと同時に、杖とスタッフを構えていたエルザとシルフィが同時に魔法を唱え始める。


「「我、汝の破壊を求める。汝を深いの祖となれ『エクスプローション!!』」」


― ドドーン ―


― パァァァンッ ―


 投げられた魔法瓶は手前に落ち、破裂した瞬間に、物凄い爆発音が聞こえるのと同時に、最初の破裂の衝撃が洞窟全体に伝わる。


 そして、連鎖的に等間隔に魔法瓶が爆発していき、共鳴するように大きくなっていくエネルギーが洞窟を大きく揺らしていく。


段々と天井から降る小石の数が増えていったのと同時に、岩で出来た身体が大きく動き出した。


「グオオオオーーー!!」


 大きな爆発にも物怖じしない様子でアイスクラッシャーは恐ろしい唸り声が洞窟中を震撼させる。


―ズシン―ズシン―


 二十メートルはあるだろう岩石の塊が動くその姿は、山が動いているようを錯覚させるが実際に山が動いているように見えるんだ。嘘じゃない。


 そして、そのまま自分の冬眠を妨げた愚か者を探しだそうと怒りを露わにしたアイスクラッシャーは、洞窟を眼球の無い凹んだ空白の目で一目見渡して、

 犯人が洞窟内に誰もいないことを確認した後、外にいると勘違いして洞窟の外へと出ていった。


― ズシン ズシン ―


 足音が遠ざかっていく中、岩影からゾロゾロと出て来た俺達はその後ろ姿を呆然と見ていた。


「で、デケェ〜。」


「エルザの尻とどちらが大きいかな?」


「俺はエルザに一票。」


「あら、リーダー?その大きな尻に潰されたいようね?」


「ちょ、冗談だ。おい!や、やめろぉ〜!?」


「これがまさに尻に敷かれた男か…。」


「まだ、結婚は早い。もっと時期を見てからが良い。」


「おい!助けろ!!お前ら!!このままでは潰される〜!!………グハッ!?」


「まだ言うかぁ〜!!?」


 相変わらず軽い冗談?を交わし合っている黒き刃のパーティーメンバー。


 緊張感が無いのでやめて欲しいが、皆の緊張をほぐすためにあえて普段からやっているのだろう。


 その時、すっかり皆の司令塔になったロアがみんなに再び指示を出し始める。


「これで、ニンギヌスの使いとアイスクラッシャーは衝突すると思われます。急いでアイスクラッシャーの後を追いかけましょう!」


 ロアが言うと、黒き刃はキッパリと切り上げて真剣な顔で、アイスクラッシャーの後を追いかけはじめた。


(メリハリが良過ぎじゃねえか?)


そう内心呆れながら俺はロアを抱えながら一足先で追いかけ始めたレシアンに続く。


 このまま上手く行けば、ロアの予想通り、憎きニンギヌスの使いの群れにアイスクラッシャーをなすりつけることが出来そうだ。


本来、冒険者同士での魔物のなすりつけ合いはタブー行為だが、相手は魔物だ。何ら問題はないのだ。


 洞窟外から轟音が響き渡り、一瞬遅れて、ニンギヌスの使いの鳴き声と、アイスクラッシャーの怒号が響いて聞こえてきた。


―グオォォォ―


― ピィー ―


 洞窟の入り口へと進んでいけばいくほど白い光が俺達を段々と包んでいく。なんというか、デジャブな光景だ。今回は俺達が追いかけてるけどな。


 黒き刃に続いて、俺とレシアンが洞窟から出る瞬間、闇が広がっていた世界が真っ白に染まった。


 強い光に目を軽くこすってから瞬きしながらもう一度確認すると、白銀が広がる風景が視界に入ってきた。

 まだ少しだけ土が見えているが、昨日今日で積もるスピードが速い。吹雪も相まって、俺達には白以外は見せる気もないのだろう。


 もし、ただの登山であるならば、こういう絶景を見たら感動に足を止めるだろうが、今回は違う理由で足を止めた。


 その綺麗な景色の中、アイスクラッシャーとニンギヌスの使いの群れが争っている光景の壮観さに圧倒されてしまったからだ。


 俺以外のメンバーもこの光景に圧倒されて足を止めてしまっていた。仕方ないといえば仕方がないが、このまま居残っても、命の危険が迫っているので皆に声をかけようとしたが、丁度アイスクラッシャーの叫び声が重なってしまい、誰も俺の声が聞こえていない。


 その叫び声はあまりにも長く連続して何度も続くので、声を叫ぶのを諦めた俺は皆が見ている方を見返した。


 幾つものニンギヌスの使いが風の斬撃を飛ばし、怒号を飛ばすアイスクラッシャーに当てるが、あまりダメージは与えられておらず、出来ても僅かななヒビが出来るだけだ。


 対して、アイスクラッシャーは空を飛べず、素早さも無いので、近くを飛ぶニンギヌスの使いにその長い手で、振り払うことしか出来ていない。


お互いに致命傷を与えられていないようだ。


 しかし、その景色は人間の俺達からすると、十分修羅場とかしていた。


「ああ…これがちまたで噂の『大怪獣バトル』か!?話を聞くよりも実際に見ると迫力が段違いだな?」


「ほら、リーダー。ぼさっとしてないでさっさと逃げるわよ?」


興奮するダンの襟を、エルザが、引っ張る。


 俺も、その声に我に返って移動を開始し始めた。周りを見渡すと皆もエルザの言葉で我に返って、それぞれが行動し始めたようだ。


「とにかく、ここから早く離れないと、あの大怪獣バトルに巻き込まれて皆仲良くお陀仏になっちゃうよ!!」


「逃げよう!!」


この地域全体で自揺れが広がり、その上空では、突風が吹き荒れている。


 その時、ロアの近くでニンギヌスの使いが放った風魔法の流れ弾が着弾してしまい彼女の周辺で爆風が吹き上げた。


 比較的軽い彼女はその爆風に巻き込まれて、その強風にヒョイッと飛ばされてしまった。


かなりやばい状況である。


「キャッ!?」


「ロア!!」


俺は反射的に考える隙間もなく反応していた。


この時の俺は考える余裕もなかったが、この後の瞬間、一瞬にして後悔することになる。


俺は崖下へと墜落するロアの手を引いて抱き寄せる。


「オーガ野郎!?」


 ダンの叫び声が遠ざかるように俺とロアはは墜落していった。


「これ、かなりやばくねえかぁ!?」


 一体のニンギヌスの使いを落とそうとするアイスクラッシャーの大きな手が俺の前をギリギリで指の間を通り抜けるように通り過ぎていく。


「あ、相棒?ちょっと、何してくれてんの?このままじゃあ、確実に死んじゃうよ!!?」


バードが刀身をブーブーと鳴らす。


どうしょうもない。俺は今自由落下している。力も何もいれることは不可能だ。


もう、地面まで半分もない。


くそ、どうする?このまま地面に激突したらミンチになっちまう。


色々解決策を考えてみたが、いい案は出てこない。


「だ、駄目だ。ぶつかる〜!!?「ドワああああ!!」」「キャアアアア!!」


その時、俺の視界が赤色の筋肉に覆われた。


な、なんだ?


俺を包みこんだ筋肉は地面に激突する直前に崖を蹴って転がることで勢いを分散させた。


「ドワッ!?」「キャアッ!!」


「ハァハァ。だ、大丈夫カ?」


赤い筋肉の塊の正体は元の大きさに戻っていたレシアンの、身体だった。


「あ、ありがとな。おかげで助かった。」


「私も大丈夫です…。」


それにしても、この高さから落ちたというのにレシアンの身体は殆ど傷が出来ていないことに気が付いた。


見た所心配する必要はないようだが、一応聞いてみることにした。


「お前こそ大きなケガはしてないのか?」


「この身体は余程鋭利な刃物てもない限り。切り裂かれることはナイ。心配は無用ダ。それよりも今はこの状況をどうにかしなければ、三人とも仲良くお陀仏ダ。」


そう言って、真剣にまっすぐ前方を、睨みつけるレシアン。


俺が周りを見渡すとそこには、あのニンギヌスの群れとともにボスが目の前で羽ばたいていた。


 どうやら、先程俺達が落ちたことで気がつかれてしまったようだ。レシアンはオーガなので赤い肌は周りが白いので目立つ。救ってもらった身なので何も言えないが、これは大きな地雷を踏んだな。



 そして、気が付いたボスはすぐさま群れを二つに分けて片方をアイスクラッシャーの足止めに、もう一方をこちらに向けできていたようだ。


 背後では、アイスクラッシャーが十数羽の群れに翻弄されて、怒号を上げているのが見える。


しかし、ここで俺の頭に疑問が湧く。


(何故、危険度が高いアイスクラッシャーを優先して対象しないんだ?)


 俺たちがアイスクラッシャーが寝ていた洞窟に入るまで、俺達は思考を凝らして罠に嵌めようとしたが、このボスには丸わかりなのか、仲間達に指示を出して俺たちが臨時で仕掛けた罠を全て避けていた。


明らかに、危険度が高いアイスクラッシャーに対象して、俺達は逃さないようにすればいいだけの筈だ。


 なのに、自ら先頭に立って、俺達を狙いに来る。実に訳が分からない行動だった。


 敵の効率的ではない行動に頭が混乱しているとき、群れのボスは後ろの部下たちに鳴いて指示を出し始めた。


そのくちばしが向いている方向は、急いで俺達の方に向かっていた『黒き刃』のパーティーだった。


ニンギヌスの使いの強さはBランクは余裕である。それが同時に十体以上襲ってきている。長くは持たない。


すぐに駆けつけなければ!!


「まずいっ!!」


「待テ。アイツ等を信じロ。今下手に焦ってどうすル?ここで、あのボスを倒すことが一番手っ取り早く皆を救うことが出来る手段ダ。」


 俺はレシアンの言葉を心のなかで復唱しながら指示を受けた部下たちが、すぐ様飛ぶスピードを速めて黒き刃のパーティーに襲いかかのを横目に見ながら俺は冷静になろうと息を整える。


「…すまねえ。冷静じゃなかった。」


「良い。良い戦士はいかなる時でも冷静であるべきダ。そすれば、格上との戦いでも決して負けることはなイ。」


レシアンが言うセルフにコーラスさんの言葉をが重なる。


『いいか?お前はすぐに頭に血に昇る。それは戦士として…いや、戦う者として致命的だ。それを克服しない限り、一人前にはさない。』


 ふっ…コーラスさん。俺はまだまだ一人前になりきれてなかったみたいだぜ?


笑えるよな?


 俺は一瞬クスリと笑いながら冷静な目で敵を観察する。


残った二羽の部下とボスの三体。いずれも群れの中では上澄みの精鋭だろう。


一切も油断もなく、こちらを観察し返している。


特に、真ん中で羽ばたいているボスは何か企んでいるように見えた。


 助けに行かせないためか、それとも分断させて格好撃破しようとしているのか。


 そして、二羽のニンギヌスの使いは俺達を囲うため、左右に散らばった。


両サイドに展開している二羽はボスほどは大きくないが、ニンギヌスの群れの中ではかなり大きい方だ。


恐らく、このボスを補佐する役割なのだろう。


 俺はロアを背中に乗せてしがみつかせた後、黒き刃のの安寧を心のなかで祈りながら巨体になったレシアンの横でバスターソードを斜めに構えた。


「いい面構えになったナ。お前とも手合わせしたくなっタ。」


「それは楽しみだな。」


「そのためにもこの窮地をさっさと片付けるカ?」


「そうだな。」


「「いくぞ!!」」


 二人の掛け声に呼応するかのように中央で羽ばたいていたボスが襲いかかってきた。


― ビュンッ ―


「ッ!?」


 俺とレシアンはその思いもよらない速さに驚きながらもギリギリ受け流す。


「こいつ、あえて今まで実力を隠して嫌がった!なんちゅう賢さだ!本当に魔物か?」


「油断は出来ないゾ。すぐにサイドからも来る。気をつけロ!!」


 レシアンの言葉通り、タイミングを合わせるようにサイドにいた二匹のニンギヌスの使いがよろめく俺達に向けて、両足の爪で襲いかかってくる。


俺とレシアンはお互いの大剣を二匹の飛ぶ軌道先にぶん回すことで牽制し、あえて避けさせた。


 そこに休みなく、ボスが風魔法を纏わせた翼で俺達に向って突撃してくる。この攻撃をまともに受けたら背中にいるロアにもダメージが届く。それだけは防がなければならない。


「バード!!」


「まかせて!!」


「我が内なる魔力よ、その大なる力を練り固め、大地より強固なる壁を顕現させよ。魔法障壁(マジックバリア)!!」


バードが発動させた魔法障壁とボスの翼がぶつかりあう。


勢いが止まったボスは空中で宙返りして魔法障壁を踏み台に背後へと後退する。


少し余裕が出来たのでチラリと黒き刃のいる方向を見る。


黒き刃はまだ全員生きているが、かなり苦戦しているようだ。段々と追い詰められているのが分かり、焦燥感がましていく。


彼らはCランクパーティーだ。おおよそ一体一体がBランク相当はあるだろうニンギヌスの使いの群れと戦えば、やられるのは時間の問題だ。


今、全員が生きている時点でも奇跡と言える方なのだ。


それでも、まだ何とかなりそうなのは、きっとダンのリーダーシップのおかげでなのかもしれない。


それに、まだまだ成長途中だろう一人一人の技術も高い。


格上の攻撃をギリギリで防ぎながらも、時々反撃を入れていた。


「アンセム。今はよそ見する暇はないゾ?」


息を整えていたレシアンが俺とロアを庇って、部下の一体が放った斬撃を跳ね返しながら叫ぶ。


「ああ、済まん。状況判断に徹していた!!」


飛んできた部下の一体がロアを、狙って鉤爪を立てようとするが、彼女は魔法瓶を投げつけて撃墜させる。


立ち上がる煙の中から、部下のニンギヌスの使いが飛び出してくる。軽く黒焦げて、動きは鈍くなっていたようだが、あまり傷がついているわけではなかった。


そのままその部下は俺めがけて突っ込んでくるので俺はそれを全力で回避に専念することしした。


攻撃を避けられたニンギヌスの使いはそのまま上空に上昇して、元の位置に戻る。


「アンセムさん。私の魔法瓶も今の半分を切りました。これ以上は浪費出来ません!!」


後ろからロアの声が聞こえてくる。


「それでも、可能な限り続けてくれ!!ロアが牽制してくれているおかげで、死角がない状態でいられる。」


「分かりました…!、次来ます!!」


 ロアの言葉に振り向くと今度は、3体が翼に風の刃を纏わせて一気に突っ込んできた。奴ら、波状攻撃を食らわせるつもりだ。


「ここは任せロ!!」


 レシアンが俺たちよりも一歩前に出て、大剣の剣先をボスの方向に向けて構えた。


 そして、その腕を膨張させる。元のオーガの体形に戻ったレシアンの腕は丸太よりも太かったが、今膨張しているレシアンの腕は大木よりも太くなっていた。


『凪返し』


 レシアンが放った一振りは見えない速度でニンギヌスの使い達をボスごと薙ぎ払った。


「やったか?、………!?、クソッ!!」


墜落したのは部下二体だけだったようだ。ボスは旋回してこちらを見ている。


その目は、まっすぐと俺のいる方向を凝視ていた。


「ま、まさカ…。俺の一撃を交わすとハ…ナ…。対した奴ダ。」


困ったように苦笑をしているレシアン。しかし、その目は全く諦めていない。


「ねえ…私の出番は無いの?暇なのよ〜!!」


さっきまで、黙っていたセレーヌが騒ぎ出す。おいおい、混沌さが増すばかりじゃねえか。


「あ〜あ〜、分かったよ分かった。僕と交代してもいいけど、何かいい隠し種はあるの?」


バードが振動させながらセレーヌに聞く。


「それは、まあ無いことには無いけど…今のアンセムじゃあ、多分ぶっ倒れそうなのよねぇ…。」



聖剣ちゃんの隠し種とは!?


次回は11月1日の土曜日です。お楽しみに!!

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