表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/25

明壁 信

「はい、幽霊の正体が分かりました。その目的も」


 自信に満ちた言葉が地下室を支配した。

 思えば初めて見た時、その眼差しに不安を覚えた。普通の大学生にしか見えないのに、全てを見透かすようなあの目に畏怖いふした。

 私の心の中でアラームが激しく鳴った。この男は危険だと。だけどバレるはずは無い。私の計画は完璧だ。実際誰もが気づかなかったんだ。ハッタリに決まっている。

 その思いとは裏腹に私の心臓は破裂しそうなほど高鳴る。

 ゆっくりこっちに近づいてくる。

 ダメ、来ないで。私はこの屋敷を守らないといけないの。お願い!


 そのお兄ちゃんは腰を屈めて、優しく言った。


「幽霊は君だね、香澄ちゃん」


 目の前が真っ暗になった。私は大声で泣き叫んだ。

「重貞ー、鼎ー、ごめーん守れなかった」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ