『悟りの境地から、落下する明朝』・・・『詩の群れ』から
『悟りの境地から、落下する明朝』・・・『詩の群れ』から
㈠
明白だよ、明白な明白だよと、伝達できるだろうか、だろうだ。
何、夢の中の悟りの境地にいて、笑ってたんだ。
そうか、それはパースペクティブを壊した、詩人のことか。
詩人はいつだって、我々を見ているさ、悟りの境地から。
㈡
俺は俺のために、生きることにしたんだ、という一つの断言は大きな意味を持つ。
大人の振る舞いか、しかし、現実主義者とは、子供の様な姿勢だな。
だろ、空想主義者のほうが、大人だよ、しかし、突き詰めれば、大人も子供も関係ない。
だろうな、だって、人間は年齢に関係なく、明朝、夢から落下するじゃないか。
㈢
悟りの境地から、落下する明朝、ってことで、詩の群れに潜む存在感か、え?
だろう、生き神様も、笑っているさ、だろうだ。