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想い紡ぐ道標  作者: 月見
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特別編4「プロファイル 佐野梓」


「失礼しまーす……」


 そのように発言しながら空き教室に入ってきたのは佐野梓だった。

 そしてその空き教室にはすでに彩咲美鳴飛と金森綾乃の2人が座っていた。


「あれ? みなちゃんはわかるけどなんで綾乃ちゃんも?」

「まあ一応この作品の主人公だからな。今回から私の補佐として手伝ってもらおうと思ってな」

「そんな感じでよろしくね!」

「うん。それで今日は何を?」

「そういうと思って黒板に事前に書いておいたよ!」


 その言葉を受けて梓が黒板に目を向けると、そこには『キャラ詳細 佐野梓編』と書かれていた。


「あぁー、もうあたしの出番なんだー」

「まあそういうことだ。とりあえず前例通り項目に従って書いていってくれ」

「わかったよー」


 美鳴飛に言われて早速梓はチョークを片手に自身のプロフィールを埋めてゆく。

 内容は以下の通りである。


 名前:佐野梓

 誕生日:11月10日

 血液型:O型

 身長:146cm

 体重:42kg

 好きな食べ物:甘いもの全般(特にケーキなどの洋菓子)

 嫌いな食べ物:苦いもの

 趣味:昼寝

 特技:早起き


 綾乃が最初に友達になったショートボブの髪型をした少女。

 マイペースな性格をしており、いつもふわふわとした印象をしているのが特徴。

 実家は定食屋であり、忙しい日などはよく店の手伝いをしている。

 家が近いこともありよく幼馴染である翔と沙輝と一緒にいることが多い。


「こんな感じかなー」

「なるほど、じゃあ早速質問に入っていこう」


 すぐさまフリップボードを書き上げる美鳴飛。


 『趣味は昼寝とあるが、休日の趣味? というか趣味?』


「まあ趣味って言うほどでは無いけど、基本的には授業中とかよく寝落ちしたりするよ」

「お前……教師の前でよくそんなこと言えるな」

「でも梓ちゃんそれで先生に怒られたことないよね?」

「あたし影薄いからあんまりバレたこっとないんだぁー」

「いやそう言う問題じゃ……まあいいや。次に行こうか」

「はい!」


 綾乃が威勢よく返事をしてフリップボードを出す。


 『甘いものはモナカが最強だと思います』


「好きの食べ物に対抗してきたの!?」

「あ、こっちじゃなかった」

「今のミスなの!?」


 『特技の早起きについて、どれくらいの時間に毎日起きるの?』


「というか早起きってこれ、昼寝の副産物じゃないか?」

「あはは……そう言われるとそうかもね。いつもは朝の5時くらいに起きることが多いかな」

「それは早いね。私でも6時くらいだし」

「あたしの家族は料理の仕込みとかをやる関係もあってそれくらいに起きてるみたいだよ。あたしもたまに手伝ってるけど中々大変なんだよー」

「……なるほど、どちらかというと早起きの副作用が昼寝ってことか」

「そうなのかな?」

「まあ、家の事情ってなるとそこまで深く指摘もできないな」

「そこまで深く考えなくても良いと思うけど」

「その話はここまでにしよう。それじゃあ次に行こう」


 そういった美鳴飛だったが、美鳴飛と綾乃はお互いフリップボードを出していない。


「あれ? もう終わり?」

「えっとね……めちゃくちゃ失礼だと思うんだけど、梓ちゃんの質問があんまり浮かばなくて」

「えぇ!? 色々あるでしょー!? 例えば……特に浮かばないけど!」

「すまない。頭の中から質問が抜けるような感覚で全然浮かばないんだ」

「そっかぁ……まああたし特に目立ったこととか無いから当然といえば当然かもしれないけど」

「次回はめっちゃ目立たせてやるから期待しててくれ」

「次回があるのかな……うん。期待しておくね」

「その代わりといってはなんだがここに残っててもいいぞ」

「あぁ、そっか。次桜田くんだったね」

「え? なんで?」

「え? だってお前桜田のこと……」

「……そういう感じじゃないよ。あたしと翔は。前に綾乃ちゃん達にもいったようにね」

「まあそれはそれとして見ては見たいだろ?」

「うん。見たい」

「そこは素直なんだね……」


 こうして梓のキャラ詳細は終わっていくのだった。


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