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想い紡ぐ道標  作者: 月見
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特別編2 「プロファイル 姫城沙輝」


「失礼します」


 空き教室の扉を開き、入ってきたのは姫城沙輝だった。


「って金森さんもいる!?」

「やっほー」


 てっきり美鳴飛だけかと思っていた沙輝は綾乃の姿をみて驚きを隠せない様子だった。


「よくきたな。それじゃあその辺に座ってくれ」

「は、はい……ところで俺、何かやっちゃいました?」

「あははっ、姫城くん私と同じこと言ってる」

「え? じゃあなんで俺きたんですか?」

「それじゃあ、綾乃。黒板にさっき同じように書いたことよろしく」

「はーい」


 綾乃が黒板に文字を書いてゆく。

 しばらくして黒板には『キャラ詳細 姫城沙輝編』と書かれていた。


「あぁ、うん……なるほどね」

「あれ? 姫城くんはそんなに驚いてないみたいだね」

「だってこの先生だし……それくらいのことはしそうだし」

「それじゃまるで私が計画なしにみんなを呼んだみたいになるだろ」

「まあそれはいいですけど、これ黒板に詳細を書いていけばいい感じですか?」

「テンプレは書いておいたからそれに合わせて書いてね!」

「うん、ありがとう」


 名前:姫城沙輝

 誕生日:6月4日

 血液型:A型

 身長:172cm

 体重:56kg

 好きな食べ物:鯖の味噌煮・チョコレート

 嫌いな食べ物:辛いもの

 趣味:小説を書くこと、バイクに乗ること、プラモデル

 特技:特になし


 主要キャラクターの1人。

 実は自分の名前にコンプレックスを持っている。

 綾乃とは逆に冷静な性格。

 中学時代はサッカー部に所属しており、運動神経はいい方である。

 成績はいい方であり、常に学年上位をキープしている。

 ちなみに髪型は黒髪のマッシュショートヘアである。


「こんなところかな」

「なるほどなるほど、じゃあ私とみなちゃんがフリップボードに質問を書いていくからそれに答えていってね!」


 そう綾乃が言うや否や、美鳴飛がすでにフリップボードをすでに書き終えていたようだった。


 『好物について、好きになったきっかけは?』


「はやっ! うん、そうだね……鯖の味噌煮に関しては元々和食が好きっていうのが理由かな」

「ほうほう、和食が好きになった理由とかは?」

「みなちゃんめっちゃ好きな食べ物に対して聞くね」

「知っておくと何かと便利だからな」

「便利っていうのは正直よくわからないけど、和食が好きになったのはやっぱりさの屋の定食かな」

「確かにさの屋の定食って美味しいよね。私もあと少しで全メニューコンプリートできそうだよ」

「それは素直にすごいと思うよ……さの屋のメニューは中々多いから」

「定食については分かったが、チョコレートはどういう経緯なんだ?」

「チョコレートに関しては基本的に頭を回すときに食べてて、コーヒーと一緒に食べるのが好きになったって感じかな」

「頭を使うってことは小説書いてるときとかか?」

「そうですね。自分の書きたいことを表現するためは結構頭を使ってるから。とは言っても普通に家で勉強する際にもよく食べてるよ」

「なるほど」


 前回同様美鳴飛はメモを取りながら話を聞いているようだった。


「それじゃあついでにこれも聞こうかな」


 『辛い食べ物が嫌いな理由は?』


「これに関してはどちらかというと苦手な食べ物なんだよね。小さい頃に辛いものを食べてから辛さが痛みになっていく感じが今でも苦手で」

「なるほどねー……これ以上私は話つなげられそうにないから次いこう」

「うん。分かったよ」


 『バイクはいつ乗っているの?』


「基本的には休日に乗る事が多いかな。気分転換にもなるし、向かった先で新しい発見があるからね」

「新しい発見かぁ……そういえば入学してすぐの頃によく情報を仕入れてたことあったよね」

「それも新しい発見を探しに校舎を回ったりとかしてたからだね。最近はみんなといる時間が増えたから前ほど詳しい情報を得られてないんだけどね」

「その言い方だと情報自体は今も仕入れてるってこと?」

「少しはね。基本的には小説書く時のネタの参考にしたりとかしてるよ」

「なるほどねー」

「それじゃ次行こうか」


 『プラモデルが趣味らしいが、バイク同様機械が好き?』


「そうですね。あまり言ったことはなかったけど、ロボットアニメとか好でロボット系のプラモデルをよく作ってる。その影響でバイクとか車も好きになった感じかな」

「確かにみなちゃんの車とか見たときに私もそうだけどテンション上がってたよね」

「本当にあれはびっくりしたよ。国産車だけど日本で見かける機会なんてほとんどないだろうし。実際そのうち乗ってみたい」

「余裕があるときな」

「楽しみにしておきますね」

「次はこれかな」


 『特技はないようだけど、小説は特技では無い?』


「小説はあくまで趣味だと思ってるよ。そもそも特技って自分の自信のあるものを指すものだと思ってるから、それを考えたら小説は該当しないかなって感じかな。それに小説を書くのは実はあまり得意ではないんだ」

「まあ趣味っていうのは自分が楽しいと感じて続けているものをさすからな。確かにそういう観点では特技とかには該当しないのかもな」

「へぇー、なんていうか特技について難しく考えたことなかったから勉強になったよ」

「綾乃はその辺の悩みとか全然なさそうだよな」

「確かにそうだけど、それも今だけだったりするのかな」

「そういう壁にぶつかって乗り越えたらもう一段成長するものだ。そういう点では姫城は成長過程と言ってもいいのかもな」

「ははは……まだそこまで行ってないと思いますけどね」


 一通り書き終わったのかパタンとメモ帳を閉じる美鳴飛。


「さて、今回はとりあえずこんなものだな」

「次は誰が来るの?」

「今回はこれで終わりだが、次回はそうだな……梓か桜田あたりになると思う」

「先生の連絡だと穴が多過ぎるので次回からは俺が概要とか伝えておきますね」

「ああ、すまないな」


 そんな感じで姫城沙輝というキャラ詳細でした。


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