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第零話 prologue


俺は、斎刀さいとう 竜輝りゅうき

剣道部兼総合部所属の高校一年生だ。


剣道部では腕が良いと言われ、一年生なのに部長にされた。

せめて2年生にしようよ。

顧問の先生よ、3年生がめっちゃ睨んでくるから今はやめてください。

と言っても、今は川の前。


ガヤガヤ ワー!ワー!


『うるせぇな。もう。バーベキューはこんなに近所迷惑なんだな。』


「近所迷惑じゃないよ!お兄ちゃん!」


『ん?小学生?』


俺は一人っ子で、両親も親戚も他界してるから一人暮らし。


『で、どうしたんだ?』


「川が増水して、僕のお父さんが溺れちゃったの!」


『え!?君のお父さん!?』


「・・・・うん。・・でも、・・誰も助けてくれないの。」


『救助隊は?』


「無理だって。」


『そうか。(俺が助けても良いよな。)』


「お兄ちゃん、助けて!僕のお父さんを!」


『ああ。良いだろう!』


「え?本当?」


『ああ、任しとき。』


「うん!」


『おい、野次馬退け。』


「何する気だい。兄ちゃんよ。」


「そうだ、そうだ!」


『はっ、何って、助けるんだよ。』


「何言ってるんだい。無理に決まってるだろ!」


『大丈夫だ。待ってろよ、小学生。』


「うん。」


「うん。……じゃないって!」


ザブンッ


「「「「「あああああああああ!!!!!!!」」」」」


『プハッ!あそこか。楽勝だな。』


その溺れている人を掴み、元の場所へ泳いでいくと。


「「「「ええぇえええ!?」」」」


『何だ。よっ!』


スタッ


「ありがとうございます!感謝です!」


『大丈夫・・・・・・さ?・・・うえ?』


ドバアアア


「「「「あああ!!ほら言わんこっちゃ無い!」」」」


『ま、元気にしてろよ~~!!』


ガンッ


『うっ・・・・。』


大きな岩・・・・ではなく、橋に頭を勢いよくぶつけて意識が途絶えた。




「----」


ん・・・・ん?


「----竜輝!---」


ここは天国か?


「違うわ!天界じゃい!」


天界な・・・・・・・


『天界!?』ガバッ


「やっと起きたか。3日間寝ておったのじゃぞ。」


『3日も?』


「そうじゃい。しかし、お前さん、良い救助じゃったわい。」


『どうも。』


「それでの、お主を異世界へ行く権利を与えようと思う!」


『どこ?漫画とかの原作ありのはやめてくれ。つまらない。』


「大丈夫じゃよ。魔法を使う所じゃ。」


『魔法か・・・。』


「そこで、お主にはチートかもしれんが、能力とかを授けておく。わしが決めた。」


『分かった。』


「もう、行く時間じゃよ。あの扉を開けたら、新しい世界じゃ。頑張るんじゃよ。着いたら念話・・・・心の中でわしに報告してくれ。行ってきなさい。」


『・・・・。名前は?』


「わしは総合神。名前はファン。」


『じゃあな、ファン。』


「頑張れ。」


ガチャ・・・・バタン




俺・・・・斎刀 竜輝は異世界へ旅立った。





最初だから短いです。

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