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異端世界秩序

狂ったから狂ったときの記録を残しておく。

作者: lose

死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい!!!


うるっせぇ”んだよ”! 死にたがりやどもめが!

どうせ転生転移して後悔する未来なんて目に見えてんだ!

どうせその後また死にたいって言うんだろ!? ふざけんな!

お前らは心が弱すぎんだよ”! 逃げるなバカ!



<ログ_■■■■ー1>


なんで人ってのはどこの世界でも争うんだ?

なんで差別や区別を付けたがる?

なんで簡単に命を投げ捨てれるんだ?


もちろん、それは一部の人に限らず、すべての人に言えることだ。

この世界にいる奴等も、他の世界を見ている奴等、世界に生きてる奴全員だ。

一人死にたい奴を救っても、他の奴等はすぐ死にたがる。

なんで死のうと思えるのか全く分からない。

見てみろよ漫画の主人公、アニメの主人公をさ、

死にたいと思っても生きる理由を抱えて前に進んでるんだぜ?

それに比べて何なんだよこいつらは。

軽々しく死にたいという、そいつらが死んでも何もを思わない奴等は!

無関心にもほどがある……それと理解する頭が足りない……。

頭に関してはまぁいい、問題は何とも思ってもいない奴等だ……。

そいつらを何とかしないと世界は変わりやしない。

綺麗な心を植え付けないと話にならない。


<>



<ログ_■■■■ー2>



どうして彼らはいともたやすく人を殺せるんだ?

そう言う世界だから? 死ぬ運命にあるから? その運命と世界は誰が作った。

他でもないお前らだろうが。お前らは何故、平和を拒む?

戦いが好きならスポーツだのなんだのをすればいいじゃないか。

なんで血を浴びたがる? なんで人を殺したがる?

それが面白いからか? お前たちはそれが面白いのか?

殺される側になんどもあった私からすればまっっったく面白くない。

所詮やられる側の気持ちが分からない奴に心なんて物はないさ。

もし心がなかったら、今頃お前たちは平和な世界を造っているはずだからなぁ?

無論、作っている奴もいるさ。

刺激が足りないだの、こうしたほうがいいだの文句言われるけどな。

お前らが彼らに心を押し付けて死なせてんのか? 違うなら教えてくれ。

どうして人は死にたがる? 動機は何?

心が弱いから死にたがるなんていう答えはなしだ。

臆病だからとか気弱だからという答えもなしだ。

そういうつらい経験を乗り越えている存在がいるからなぁ?

当たり前にその存在を作ったお前たちに聞いているんだ。


心がありつつ、なんども手を汚したお前らなら応えれるはずだぞ?


<>



<ログ_■■■■ー3>


死にたいと思った私はもう死んでいる。

とっくの昔に、死にたいと思ったから死んだ。

好きだった人が死んで、無茶苦茶悲しかったから。

何を考えたのか私は家出して、家から持ってきた消毒液を飲み干した、

自分の事だから笑えるさ。なんで私は消毒液を持ってったんだろうね。

近くにある物がそれだったし、そういう時期だったからねぇ……?

んで、私は異世界転移。地獄に行くと思ったんだけどね。

苦痛に耐えられず人生をリタイアした私にバツが下ると思ったら、

前世となんも変わらない、いつも通りクソみたいな人間が住まう世界に生まれた。

マルもバツも関係ない、テンプレだったんだなって思ったよ。

自分を勇気づける言葉も、誰かをけなす言葉も入り混じって。

生きさせたいのか死にさせたいのか、全く分からない。

何でこの世界に来たのか混乱したよ。

なんで生まれてきたのかも分からなくなった。


結果、神を憎んだ。そう、世界を造った神共にね。

転移なんて運命を作ったなら、誰かが死ぬ運命とかも決めているでしょ。

そういう運命で縛り上げる神、いや、殺人鬼を私は止めないといけない。

だから私は止めることにした、


<>


<ログ_■■■■ー4>



※ このログは削除されました ※



<>



<ログ_■■■■ー5>



なんで私はあんなことを書き綴ったのだろう。

神の力を吸収だの、自分が神になるだの、世界を再構築するだの、

しっかりとした計画書のようなものが前のログに書かれていた。

何だか分からないが、数億年後に実行するらしい。

だが、超天才美少女の私の判断でそのログを削除してやった。

数億年ぐらい先のことなんて実行できるはずないじゃないか。

それに、ただの『わ・が・ま・ま』でしかなかったし(笑)

その前に書き綴られたログは、なんか面白いから残すことにしておいた。

私が気を狂うと変な事を語り出すらしいですね。これは笑えないけど。

死にたいと思ったもう自分は死んでいる、っていうのは事実だからね。


<>



「……いたいなぁ、自分。よくこんなもの書けるね。」


彼女は自分で書き綴ったその文章を見て息を吐き、

椅子から立ち上がって、パソコンをスリープモードにしてその場を去った。




はぁーあ、まったく、なんであんなもの書いてんだろうなぁ、自分。

誰かに見せる訳でもないのに、なんでだろうなぁ……

はじめは……気軽な気持ちでだったけど……?


まぁいいや、なんか楽しいし。



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