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四話

 朝目覚めた俺は、さっそく出かけることにした。

 まずはサボテンを朝ごはんにするのだ。

 ベットから立ち上がった俺は部屋を出てカウンターへと歩いていく。

 

「こんにちは。砂漠っていくらで行けるの?」


 朝から働いているおねーさんに質問をぶつける。


「砂漠ですか。五十万ですね。ですがあそこは武器がないとつらいですよ。そうですねモンスターの図鑑があるので一旦調べてみるといいですね」


 そういっておねーさんから分厚い本が渡される。

 俺はその本を持って近くの椅子へと歩いていく。そうして椅子に座り、図鑑の最初のページを開く。

 目次と書かれたところから砂漠のモンスターというページを開く。

 そこにはサソリやサボテンなどいろいろなモンスターの説明が書かれていた。

 そしてゴーレムは水が弱点だがそれで倒すと素材がほとんど手に入らなくなるらしいということが分かった。倒すには砂を削り核を取り出すのがいいらしい。核は高く売れるそうだ。

 俺は他にもいろいろなページを探していく。

 そうして一匹軟そうなモンスターを見つけた。

 モス。

 蛾のでっかくなったモンスターだ。これなら素手でも羽を引きちぎって素材として売れるに違いない。

 俺は朝ごはんをあきらめモスを狩りに行くことに決めたのだった。

 

「すみません。水源へいけますか」


 ゲートにたどり着いた俺は門番にそう話しかける。

 

「水源は十万だ。払えるか?」


 俺はポケットから札束を取り出しお金を払う。


「よしきた。気をつけて行って来い」


 そういって見送られた俺はゲートに足を踏み入れるのだった。

 ゲートをくぐった先には浅瀬があり水草が大量に生えている場所だった。

 俺はそこをずんずん進んでいく。途中すべって転びそうになったが何とかこらえる。

 そうして進んでいたそのときワームを発見した。

 ワームは硬い甲羅に覆われた芋虫と図鑑に書いてあったはずだ。こっちからの攻撃では倒すことができない。なので放置することにする。

 がワームは何を思ったのか俺のほうに近づいてきた。

 とりあえず逃げる俺。

 だが追ってくるワーム。そしてついに水草のおかげで俺は転んでしまった。

 うねうねとうごきながら俺に追いつくワーム。

 ワームは倒れた俺にのしかかるように倒れこんできた。

 俺はかわすことができずに、ワームの下敷きになってしまう。だが死ぬことはない。体が頑丈なためつぶれないのだ。ワームは俺がつぶれないと悟ったのか急に体を起き上がらせる。

 そして巨大な顎で俺の顔にかみついたのだった。

 俺はそれから逃げるように手や足を使いワームの体を押しやろうと暴れる。

 しかしワームは放すようなことはしない。

 そして何分たったころだろうか、いきなりワームの顎にひびが入り砕け散ってしまった。

 なぜだろうか、そう考えてふと思いつくことがある。反射だ。

 きっとそれが発動してて、顎にダメージを与え続けていたのだろう。俺は素早く砕けた顎を拾い上げ、即座にワームから逃げ出した。

 うれしいことにワームは俺を追ってくるようなことはせずその場で固まっていたのだった。

 俺は走りながらワームの顎を観察する。緑色のそれは砕けた石のようになっておりナイフのようにも使えそうだということが分かった。

 俺はそれを右腕で握り武器として使うことに決めた。

 そうして駆け回ること数分俺はモスとばったりと出会うのだった。

 モスは黄色い色の羽をもっておりオレンジ色の体が特徴だ。

 先手必勝とばかりに俺はモスの背中の羽の生え際に、ワームの顎製のナイフを突き立てる。

 びくりと震え振り向こうとするモス。だが俺は手を止めずナイフを一気に振りぬく。

 左側の二つの羽が舞い上がる。切り取ったのだ。

 地面に落下するモス。俺は残った羽で暴れながら落ちていくモスの顔を思いっきり踏みつけた。

 ぐちゃりと音を立ててつぶれる頭。俺はやっとモンスターを自分の手で殺せたことに満足しながら、残った羽をはぎ取るのだった。

 羽は一枚一メートルぐらいあるためすぐに手がふさがってしまう。

 なのでいったんゲートに向かい研究所に戻ることにした。

 ゲートに戻りカウンターに向かう俺。

 おねーさんに羽を渡すと二百万という大金になった。

 お金が手に入ったので俺はお店に向かうことにした。

 いままで手が出なかったちゃんとしたナイフ百五十万。やっと買うことができる。

 ナイフにはいろいろ種類があり、電動震ナイフや対甲虫用熱源ナイフなど不思議なものがいっぱいだ。

 俺はその中でいろいろなものに使えるという電熱式ナイフというものを買うことに決めた。 

 これは刃に流れる電気とその熱で対象を焼切るというタイプのもので用途が剥ぎ取り兼戦闘用とのことだ。

 お支払いをすませ俺はもう一度ゲートをくぐる。

 もういちど水源だ。

 水源についた俺はワームを探す。

 このナイフさえあればあの固い装甲をはがせるはずだ。

 ナイフを抜き身にし水源を歩いていく。

 そしてなかなか見つからずじゃまな水草をナイフで切って遊んでいるときにワームとであうことができた。

 俺を見つけた途端襲い掛かってくるワーム俺はあえてそれをよけない。

 案の定つぶしにかかってくるが俺はなすがままにされる。

 そうしてワームはつぶせないのが分かると顎で顔を挟んできた。

 俺はこれを待っていた。顔をワームに挟まれたままナイフをワームの目に突き刺す。

 焦げ臭いにおいがあたりに充満しワームが暴れながら俺を放り投げる。

 ナイフを落とさないよう握りしめながら俺はそのまま投げられるがそのときナイフがうまくワームの顔に傷をつけることに成功した。

 俺はワームに走り寄る。

 くねくね暴れ狂うワームにとびかかり首らしき部分にまたがる。

 暴れるワームにまたがるのは容易ではないが何とか足でしっかりと固定しつかまることに成功した。

 そしてワームの顔めがけてナイフを何度も突き刺す。

 暴れるワーム。しかし何度も刺しているうちに次第にワームは動きを止めついには動かなくなったのだった。

 俺はワームの甲殻をナイフで適当にはぎ取っていく。

 そうしてもてるだけはぎ取った後、その場を後にし、ゲートへと戻るのだった。

 ゲートから戻った俺はおねーさんのところに行きワームの甲殻を売却する。六百万円。

 うはうはである。

 なので浮かれたままお店へ行き新しい武器を買うことにした。

 店を見ていると銃コーナーを発見した。一番安いので五十億もしたので俺は見るのをやめた。

 俺はいったんカウンターに戻りお金をおねーさんに預けることにした。

 研究所は銀行の代わりにもなるらしい。

 そして宿泊費を大量に払いご飯もつけてもらうことに成功したのだった。

 

 

 


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