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貴方の嫌いな食べ物でいっぱいに

「アカズキン様」

沢山の色とりどり花が沢山ある花畑にテーブルとイスが置かれていた

テーブルには、白のテーブルクロスが掛けられ、その上には紅茶とクッキーやスコーンといった沢山のお菓子が並べられている


そしてそこに座っているのは

赤を貴重とした服を着て、あどけなさがのこった顔の少女が座っていた

金色の髪の上にかぶってっていたのはアカイズキン

これが

アカズキンの証

アカイズキンはアカズキン以外はけしてかぶってはいけないとされている

「ん?ああカメサン、ご苦労様でしたぁ」

何を考えていたのだろうか慌てて答える

「確かに、黒いずきんをかぶった少女と会ってきました」

黒いずきんと言う言葉を聞き目が輝く

「やっぱりやってたのはアノコだったんだぁ

んにゅ〜嬉しいなぁ」

まるで欲しい物がてにはいった時のような満面の笑み



「それじゃあこれまでのことを話してほしぃの」

私は今までのことを話した

それをアカズキンは興味深くさも、おとぎばなしでも聞くかのように聞いていた



「にゅふふふふふふふふふふふふ」


すべてを話し終えアカズキンは笑い出した

とても特徴がある笑い方


ようやく気がおさまったのか笑いがおさまった

「にゅふふ〜、まったく可笑しなこと考えるんだからぁ

私に逆らおうなんてなんて馬鹿なんだろう

あのころから全くかわってないよ

しょうがないなぁ〜

…ん〜

少しお仕置しにいこうかなぁ?」


それからしばらく考え込んだ





「うん、

カメサンそれじゃぁ

馬鹿なアノコの所へ行こうか」



お気に入りの紅茶を飲み終えイスから立ちあがる

うにゅ〜〜と言い体をのばす姿からはこれから遊びに行くくらいしか想像できないだろう




「それじゃぁ、行こっか

って、あっっ!!!

忘れてたぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

私の大切なバック忘れてきちゃったぁ

どーしよう」

今にも泣き出しそうな顔


そんな少女に優しく語り掛けるように言う

「大丈夫です、ここにありますから」

差し出したのは赤く大きな、いや、大きすぎるバック

それを見せると

「あぁ〜ほんとだぁ!

よかったぁ

見つかって

これがなくちゃぁ

お仕置できないもんね」


そう言って中身から出したのは

可愛い人形や面白い絵本

ではなく

身の丈ほどの大きな

 ノ コ ギ リ と カ ナ ヅ チ

それはあまり手入れをされていないためか

ところどころに

黒ずんだものが付いていた


「あぁ〜ん

汚れちゃってるよぉ〜

う〜ん

もうそろそろ洗おうかなぁ?」

ノコギリを青い空に掲げ悩んでいる



―こんな青い空だった

アカズキンと出会ったのは

大切な友を失った悲しみで生きる気力さえなくしかけた時だった

「アナタ、カタキガトリタクナイ?」

目の前にいたのはアカズキンだった

まだ幼い少女がこの言葉を言った時は驚いた

だが、

誰が何のために大切な友をコロシタノカそれを知った時私の前にあったのは憎しみだけだった

そして、アカズキン従った


トモノカタキヲウツタメニ




ふっ、私は幼い少女の姿をした悪魔と契約してしまったのか

だが、契約したからにはやるしかない


「参りましょう、アカズキン様」


少女は満面の笑みで答えた






まぁ、ここで区切りつけても良いのでしょうか?

これからアカ、クロズキンが会っていろいろやっていく感じになります

いつものことながら更新遅いですがよろしくお願いします

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