穏やかな休日2
「はぁ、美味しい」
「そうだね」
まったりカフェで休憩する。
「疲れたかい?」
「そうでもないわ。最初はバイクに乗るのも面倒だなぁと思うけど乗ると最高よ。何処まででも行けそう」
「安全運転でよろしく」
「は〜い」
「チェックしてるの?」
「時々と言うかログインすると表記されるのよ『ランクインしました』とね」
「どっちのほう?」
「どっちもよ。普通のも、R18もね」
「嬉しい?」
「勿論よ。え……は……嘘」
「どうしたの?」
「見て、2位だって……昨日はね3位で銅の王冠、今日は銀の王冠……」
「読者のおかげだね」
「ありがたいわ。感想も嬉しいわよ。例え駄作と書き込みされても……もう少しとかこうしたら?とか誤字脱字の報告がね」
「嫌なの?」
「とても嬉しいのよ。何より誤字脱字の訂正は、めちゃくちゃ嬉しいわ。いつも同じ人がね。『、』とか『。』をね」
「さて、パフェを食べたらもう少し走る?」
「そうね……」
「どうしたの?」
「ゴロゴロしたいと言うかさ……」
「……お家に帰る?」
「いいの?それなら晩御飯も買って帰りましょう」
「ふぅ、やはり我が家は快適だわ」
「まぁ、もう少し掃除した方がいいと思うよ」
「そう?小説を打ちながら、ゲームをする。最高の環境よ」
「だから誤字脱字が多い」
「敵を倒しながら考えるのよ」
「いつも、狙われているよね」
「えぇ、それがチャージャーの運命よ」
「だから、俺が足元を塗るよ」
「貴方は私の生命線よ。いつも逃げ道をありがとう」
「まぁね。君のエイムの落差には驚くけどね」
「それがいいのよ」
「それに、あまり隠れないよね」
「前線型のチャージャーなのよ」
「皆さんに迷惑でしょ」
「いいのよ。みんなが足元を塗らないから私が塗っているのよ。チャージャーでパシュパシュとね。だから塗りもキルも私が活躍よ」
「少しゲームする?」
「いいえ、貴方とゴロゴロするのよ」
「いいの?」
「汗をかいたし、先にお風呂にしましょう。夕飯も買ってきたし」
「お風呂入れてくる」
「コーヒーでも淹れるわね」
「お風呂溜まるまで……」
「ねぇ……ゲームしないと言ってたよね」
「1試合だけよ」
「1試合だけだよ」
「……負けた」
「さぁ、お風呂に行きますよ」
「はい」
「鍛えて引き締まった貴方の身体好きよ」
「君も柔らかいから触り心地がいい」
「人はそれを太ったと言うのよ」