#26 冬休みの約束
みなさんこんにちは!アオです!
それでは「転校生VS私の恋愛バトル」をどうぞ!
12月ももう終盤。ついに冬休み前日だ。あれから進展はというと
全くない。本当に行事が唯一の救いの物だったがそれがなくなってしまった
今、学級委員長と書記という立ち位置しか関係がない。
そして私自身そろそろ告白してみようかなと思っている頃合いだ。
このままの状況が続くと3年になってクラスが別々になるかもしれない。
気持ちを伝えることができずに離れ離れになるのは嫌だ。
例え気持ちが届かなかったとしてもそれでも気持ちを伝えたい。
でも、気持ちが届かなかった場合のことを考えると立ち直れないかもしれない。
期待をしているわけではないが、淡い恋心を抱いているからだ。
綾香「おはよう、今日も寒いね。そしてもう2学期終わりかぁ~。」
私「おはよう、寒いよね。あと3ヶ月程度だよ.....」
綾香「紗耶香の方は最近進展ないからね~....そろそろ気持ち伝えないと
まずい時期じゃないの?」
さっきまで私が考えていたことを綾香は言った。
私「本当にそうだよね。私も今、考えていたとこ。
そういえばカラオケの話はどうなったの?」
綾香「あっ!翔から聞くの忘れてたっ!後で聞いてくるね。」
私「うん。よろしくね。」
翔が登校してきてから数分後、綾香は翔の方へ行きカラオケのことに
ついて話している様子だった。こういう相談に協力してくれる親友が
いるだけで私は幸せだ。まあ付き合えたらそれ以上の幸せはないだろうけど。
そんな夢のような話が私にあったらなと考えていた。
綾香「冬休みの入った始めの週末とかどうだって。
まあ、冬休みはどの部活もないだろうけど。」
私「わかった。冬休み1週間目の週末ね。」
綾香「こんな時期まで進んだんだね。なんだか長くてあっていう間だったよ。」
なぜ綾香がしみじみとしているのかはわからないが本当にその通りだ。
最初は、彼のことをただ目で追っていたそのときは恋心に気がついていなかったが
時間が経つにつれてその気持ちがわかった。その矢先に転校生のお出ましだ。
今、思えばあの時から私が頑張るようになったのだろう。
切磋琢磨というべきだろうか。そんな感じで私たちは争っていた。
日常の姿で惚れて、好のライバル宣言があって、夏祭りに一緒に行って
一緒にクラスを引っ張って、体育祭で笑い合いながら衝撃の事実を伝えられて
文化祭で私だけドキドキして、思ってもいない好の行動があって
それでも諦めずに私も必死に恋をして、この1年でかなりのことがあったが
こうやって振り返ってみると本当にあっという間に過ぎていった。
その全ては綾香に支えて持っている。現に今のカラオケもそうだ。
私の様々な思いが頭の中を張り巡らされた。
この1年だけで3年分くらいの青春をしたように感じた。ドキドキして
ときには泣いたりして笑ったりして嫉妬して色々な感情があった。
私はそうこれまでを振り返り一つの結論を出した。
カラオケの日、告白すると。正直、振られるのは死ぬほど怖い。
それでも、それでも今の私の気持ちはもう固まった。
私「綾香、私告白する。」
綾香「そう....頑張ってね。振られたら私が慰めてあげるし
あいつを殴ってくるから安心して。」
多分、最後の綾香の言葉は冗談だろう。その言葉が冗談でも
それはやめてほしいな...
私「うん。これまでのこと思い出していたの。
それだけで今の気持ちがどうなのか。私の中で整理がついたから。」
綾香「そうなんだね。大丈夫、絶対成功するよ。
なんだって紗耶香は私がずっと見ていたんだから!」
私「ありがとう。そう言ってくれると心強いよ。」
綾香「緊張してもいいけど、カラオケのときは思いっきり楽しんでね。」
私「わかっているよ。気持ち伝わるといいな。」
綾香「そうだね。頑張って。」
綾香はこれまで何回も言っていた言葉を私に言った。
その言葉を聞くだけでどれだけ勇気づけられるのだろうか。
こんな話をしているが今日は終業式でもある。まあやることは
これまでの終業式と同じなのだが。
先生「冬休みも夏休みと同じように元気な姿で会える日を楽しみにしています。
それでは今からは通知表を配ります。名簿番号順に取りに来てください。」
そうだった、通知表が配られるのをすっかり忘れていた。
先生の指示によって男子から順番に名簿番号で並んでいく。
私は心で祈りながら通知表を受け取った。席につきながら少しずつ開いていく。
そこには今までの私の成績よりも少し良い成績が書かれていた。
特別勉強を頑張っていたというほどでもないのにどうしてだろう。
思い当たる筋と言えば一つしかない。恋だ。やっぱり恋の力はすごいな。
そんなことを実感させられる通知表を私は大事にかばんの中に入れた。
綾香「紗耶香、成績どうだった?」
私「今までより上がったよ。これも恋の力だと私は思う。」
綾香「そっか~、恋ってすごいね。それだからなのかな...
私は前回よりも思いっきり下がった....冬休み勉強漬けだ~。」
そう彼女は悲鳴を上げながら冬休みになった。
読んでいただきありがとうございました!
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それでは次回お会いしましょう!アオでした~!




