#17 体育祭~午前~
みなさんこんにちは!アオです!
それでは「転校生VS私の恋愛バトル」をどうぞ!
じりじりと太陽が照らす中でついに体育祭が始まった。
10月だというのにかなり暑い。しかしそれ以上に学校中は熱くなっている。
司会「それでは最初に競技に移ります。最初は1年生による
二人三脚です。それでは選手のみなさんは入場してください。」
という司会の言葉に1年生の応援席から選手の人が入場してきた。
二人三脚は二人一組となり足を結びながらトラックを走る競技だ。
2人で息を合わせて走ることがこの競技のコツとなる。
私と好でこれを行ったらボロボロだと思うが.....そう思いながら私は
好に目線をやる近くにいる翔と楽しくしゃべっている様子が見れて
私はうらやましいという気持ちと妬ましいという気持ちの両方が芽生えた。
まあそんなこと思ってもどうにもならないなと思い私は競技の方に
目線をやった。ちょうど今始まったところだ。1年生の方からは
応援をする声が聞こえてくる。他の学年でも応援する声はちらほらと聞こえる。
私も応援に交じりながらその様子を見ていた。
そして最後の人が走り終わり拍手喝采。
司会「1年生のみなさんありがとうございました。続いては
2年生による借り者競争です。選手のみなさんは入場してください。」
借り者競争では私たちの学年が行うことになっている。
しかし私は選手ではないため応援席で待っている。と言っても借り者競争
なので私が借りられる可能性は十分にあるのだが。
借り者競争は通常の借り物競争とは違いお題にあった"人"を借りて一緒に
ゴールまで行くというものだ。だから借りる側も借りられる側も
そして見ている側もかなりわくわくできる競技になっている。
司会「それでは借り者競争スタート!」
という司会の人の合図でスタートされた。一番の人が一斉に走りはじめ
机に置かれているお題の紙を次々と取っていく。
どんなお題が発表されるのかも楽しみだ。私のクラスは現在3位。
この後も色々なお題が出題されるので全然逆転が可能だ。
そして2周目、3周目と続いてきラストの4周目だ。私のクラスの最後は
翔だ。翔頑張れ!と声には出せない応援をしながら私は待っていると
翔が私の方へ近づいてくるのが見えた。
翔「紗耶香、来てくれ!」
そう言われて私はびっくりしながらも必死に翔の方に走っていった。
なんだろう。めちゃくちゃアニメの主人公みたいな感じで楽しい。
そして私たちのクラスは見事2位になった。1位とはかなり差が開かれていた
のでまあ仕方ないかなと思っていた。
司会「それぞれのお題の条件に当てはまっているか確かめていきましょう。」
そう言って1組から順番にそれぞれのお題が発表されていく。
いつも一緒にいる人、名簿番号が次の人、席が隣の人、等々。
そして私たちのクラスの番だ。クラスの最後に翔は
翔「お題は一緒にいると楽しい異性です。」
司会「さてお題にあなたは当てはまっていますか?」
私は少し照れながら「合っています」そう答えた。翔の方を見ると
私にニコリと笑いかけていた。私のことをそんな風にとらえてくれていた
なんてと思うと嬉しくて仕方なかった。
そして私たちが応援席へ戻ると綾香が近づいてきて
綾香「さすが!紗耶香。翔にそう思われているよ!」
案の定のように綾香は今の出来事の通りのことをいってきた。
私「でもお題を聞いたときには嬉しかったよ。彼にそんな風に思われている
とは知らなかったから。」
綾香「いいんじゃない!これでさらに好と差を広げられたから。」
私「そうなのかな?でも好には負けそう....」
綾香「はい。弱気にならないの!とりあえず3年生の競技も見るよ!」
確か綾香は3年生に憧れの先輩がいるって前言っていた。
その先輩を見るためだろう。こんなに輝いているのは。
そして3年生の競技が終わると
綾香「あ~。かっこよかった。憧れる!」
私「先輩のことが好きなの?」
綾香「ん~。恋愛感情でいうよりも単に憧れっていう気持ちが強いかな。」
私「ふぅ~ん。そうなんだ。」
人それぞれ感じる感情は違うんだなと認識するような気持ちになった。
司会「3年生のみなさんありがとうございました。これにて
午前の部は終了させていただきます。時間に着きましたは
予定通りですので各自先生の指示に従って速やかに
食事をするようにお願いします。」
先生「今、放送があったように時間は予定通りだ。
食事は持ってきた弁当を各自で食べるように。
運動場の真ん中と駐車場ならどこでも食べて大丈夫だから。
それでは各自で食事を行うように。」
司会の指示と先生の指示が終わると
綾香「一緒に食べたいと言いたいところだけど紗耶香は
翔を誘ってくれば?」
私「えっ.....さすがに無理だよ。それに綾香とも食べたいし。」
私たちがそう話をしていると
翔「紗耶香、一緒に食べないか?」
私「えっ?いいの....?」
翔「全然、大丈夫だよ。それに俺から誘ったわけだし。
まあ好もいるがいいか?」
私「うん。わかった。」
綾香「よかったね。」
そう言って私は弁当を広げた。
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それでは次回お会いしましょう!アオでした~!




