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#12 花火

みなさんこんにちは!アオです!

それでは「転校生VS私の恋愛バトル」をどうぞ!

打ち上げ花火が上がるまで残りの時間私たちは静かに待機をしていた。

だが周りの音はかなりガヤガヤしていてうるさい。そんな中私たちは

静かにしていたので不思議な感じだ。

好「祭りも楽しいけどこうやって夜空を見ているだけでもいいよね。」

と好が口を開いた。私は珍しくその意見に賛成だ。

私「ほっ.....本当にそうだよね......」

翔「うん。でも花火も綺麗だと思うよ。」

再び私たちは黙り込んだ。なぜだろうこんなに会話が続かないのは。

私たち待っていると遠い方から「ひゅ~~」という音が聞こえてきた。

私がどこからだろう?と探していると翔が

翔「あっ!あそこだ!」

そう言ったとたん夜空を照らすように花火が上がった。

私「きれいだね。」

今まで何度も花火を見てきたがここまで綺麗なのは初めてだ。

まあ、彼と見ているということもあるかもしれないが.....

翔「うん.....」

これが二人だけだったらどれだけロマンチックだったのだろうかと私は考えた。

もちろん、そんなことは願望でしかないけどいつかそんな日が来るといいな。

そして数分すると今度はバックに音楽がかかり始めた。

その曲の雰囲気と花火がかなりマッチしていて味を出していた。

私は本当に彼と二人きりのような空間にいるような感じがした。しかし

次の瞬間、そういうことではないことがわかった。

好はかなり攻めていた。偶然を装って翔の手を握ったのだ。

お祭りの時にも握っていたが、今とあの時ではずいぶんと意味が違う。

なんだろう、かなりモヤモヤする。私も負けてはだめだと思った。

手を握ろうとしたがやっぱりなんだか恥ずかしくて私にはできなかった。

時間が経つにつれて好はどんどんとアピールをしていく。ちょっとずつ彼の方に

体を傾けていった。彼の方を見るとそんなの気にしないような表情をしていたが

私はそればっかりに意識が持ってかれていた。

このまま好が告白をしてそこで付き合ってしまったらどうしようと思うと

もう花火には気が行かなくなっていた。それに気が付いたのか

翔「?どうかした?大丈夫?」

私「えっ....ああ、だっ....大丈夫だよ。」

翔「ならいいけど、それはそうとして好ちょっとこっちに来すぎだよ。」

好「え~。いいでしょ。減る物でもないし!」

好はそう言って私の方を睨んできた。これ以上、翔に近づくなということだろう。

しかし私はそれにムカついて

私「あっ....あのさ、かっ...翔。」

翔「ん?どうした?」

私「いっ....一緒にその....手っ.....手を握ってくれない。」

翔は私の予想外の言葉に少々驚きつつも

翔「おっ....俺でよければどっ...どうぞ。」

翔もドギマギしている。私たちが手を握ったのが気に入らなかったのか

好はわざと翔の方に体を倒して転ぶような形になった。

私「えっ、あっ....」

私たちはほぼ同時に倒れた。周りの人はどうしたと私たちの方へ目線を向けていた。

好「ごめん~。ほら翔!」

好はこれを狙っていたかのようにわざと言っていた。

翔は好に出された手を握って体を起こした。それだけで私はまたもやもやした。

しかしこればっかりはどうしようもないと割り切って私は再び目線を花火に戻した。

私たちがなんやかんやしていると花火はついにクライマックスを迎えていた。

さっきまでとは打って変わって何十発という花火が夜空をさらに明るく照らした。

その花火はまるで私たちの恋を物語っているように見えた。

私は思わず綺麗という一言がこぼれた。そしてその花火に照らされる彼の横顔に

目が釘付けになっていた。その隣には、好の姿もあった。

最後は本当に同時に花火が夜空を満たしてお祭りの全てが終了した。

好「あ~。終わっちゃった....でも楽しかった!」

翔「だね~。」

私「また行きたいなぁ....」

私は心の中で思ったつもりが声に出ていたみたいで、

翔「じゃあ、また時間があったら誘ってよ。」

と翔に言われた。正直、そんなことを言ってくれるとは思ってもいなかったので

私は驚いた。そしてそれに便乗するように

好「じゃあその時は私ももちろん誘ってよね!」

と言った。あまり好とは行きたくないが翔との手前そんなことは言えなかった。

はぁ~、私はどうすればいいのだろうか....

そして私たちは帰り道が全員バラバラなのでお祭りの会場でわかれた。

2人を見送るとすぐに肩をたたく人物がいた。綾香だ。

綾香「どううまくいった?」

私「えっ?綾香この時間までいてくれたの!?」

綾香「当たり前だよ!それでどうだった?」

私はこの祭りの中で起きた出来事について語った。

綾香「ん~。好がめちゃくちゃアピールしているね.....でもなかなか紗耶香も

   大胆だね。私だったら絶対無理だよ。」

私「わっ....私だって好に負けていられないと思っての行動をしただけだよ!」

綾香「その行動力だけは見習いたいよ.....」

綾香はそう言って私と一緒に帰った。今日は好がいたとはいえ楽しかったな。

読んでいただきありがとうございました!

ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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