表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

#1

ロサと出会ったことで私の人生は確実に変わった。

彼女は色々なことを教えてくれたし、色々な場所へと連れ出してくれた。

綺麗な髪を靡かせながら笑う彼女の姿は今でも鮮明に思い出すことができる。

古い民謡を口ずさみながら料理をする姿は今でも私の脳裏に強くこべりついて離れない。

私はロサを、心から愛していた。

 

ロサが行方不明になったのは8年前の12月のことだった。

大雪の降り頻る、突き刺すような寒さが厳しい日だった。

あの日のことは今でも鮮明に覚えている。

その日は私の誕生日で、ロサの家で2人、誕生日のパーティーをしていた。

途中、彼女はケーキを買い忘れたらしく、街のケーキ屋に行くと言って外へ出かけて行った。

それ以降、ロサが帰ってくることは無かった。


ロサが行方不明になってから、私は仕事も辞め、日夜彼女を探し回る日々を過ごした。

だがそのうちに金もなくなり、現在は放浪者として生活をしている。

もし神様がいるのならば、もう一度ロサに合わせてくれ。

もし過去に戻れるのなら、あの日ロサを絶対に街には行かせない。

そんな思いを抱きながら今夜も眠りにつく。


「あなたは…ジャレッド・テイラーさんですか。」


どこからか私の名前を呼ぶ声がする。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ