無題1
※1、2、逆で合ってます
文学。
学である。
わらえる。
学。
学。
学。
私ですか?
私のは、その壇上にも上がらぬような駄文です。
そりゃあもう、膿です。
文膿です。
苦心しながら、半狂乱になりながら、体中の吹き出物を潰しているのです。
しかしまだ、私には、これが必要なのです。
ただ一つ、たった、一つだけ、生まれて初めて本気を出して、それでもって書きたい物があって、それを書くのに、この膿疱は潰さねばいけないのです。
何も要りません。
ただ、誰かの為に書く小説。
それは小説と呼ばせてください。
今はまだ、ただの駄文、膿、ごみくずで良いのです。
偉そうに思案しながら、ふと、鏡を見上げると、悲惨な私が映っています。
これは私。
私の、顔です。
この世で最も悲惨な、人間。
人間。
わらえる。
きっと言われる。
だであるですます。
わらえる。
私の脳でも、一度覗いてみればいいんです。
激流に呑まれてしまって、それで、発狂してみればいいんです。
そう思いつつ、また鏡を見上げるのです。
わら、わら、わら。
笑、嗤、哂。
これは、きっと、夜に書いたものです。
メモ帳から転写する過程で、いつぞやの私は、面白いことを書きやがる、そう思いまして、ここに載せさせていただく次第です。
然る病院に行くべきか、迷いました。それで、色々と話をする男がいて、彼に病院へ行くべきか相談して、色々と会話を重ねていくうちに、私はどうやら、「頭の中に精神科を飼っている(これは彼の表現を借りております。中々上手いことを言うと感心した記憶があって、今でも覚えております)」らしいことがわかりました。
行くのはやめました。
それはそれで、危険なのやもしませんが。
案外、私はまだ十八ですから、これが社会一般の人間の常であって、平々凡々のことを、何を今さらと馬鹿に大げさに書いているだけなのかもしれません。
ここまで書いて、馬鹿らしくなったので、もうこの文章は終わりにします。