第38話 校長の娘
はい、今回は~…。
特にありません。
あらすじ
咲蘭歩と仲直り(?)した美琴は、他のメンバーをつれて、文化祭を満喫しようとする。見渡す限りに、かなりの費用をつぎ込んでいるらしく、レベル的には夏祭りそのものである。
「フリーマーケット?」
「へぇ、流石は自由の国、やることが違うわ…」
「姉貴…俺らも一応その自由の国の住人だ…」
「そうだったわね」
中庭…だよな…、なんか真面目に夏祭りならぬ、冬祭りのような感じに仕上がっている…。
まったく…費用のかかる事ばかり…あ
「費用!どう考えても、一般の学生が払える額じゃない!」
「そちらは、心配ご無用ですわよ~」
と、そこへお嬢様降臨。
「え~と、たしか…粕壁先輩…ですっけ?」
と、薫人。
「!」
体をビクッとさせて、遅れて返事を返そうとしていたが、言葉が見つからないのか、おどおどしている。粕壁先輩の思考を探れないでいる薫人は、鈍感と見える。
「んーと、とりあえず…なんで粕壁先輩が費用負担を?」
「あら、聞いてませんでした?私、ここ水鳥乃学園の校長の娘ですのよ?」
まあ、この後の僕らの反応は、言わずともわかるだろう…。
「あ、でも校長の娘って事は…費用は校長が?」
「いいえ、御父様が払っているわけではありませんわ、私自らが払っていますのよ?」
これも驚きの歓声。
まあ、僕もそのうちの一人だ。
そして、彼女は…
「でも、どうやって稼いで…」
「ネットですわ」
「ネット?」
「そ、インターネットの私が制作したゲームソフトを配信していますの、その製品版のお金を自己的にとりいってますの。これは御父様には内緒」
ゲームソフト…あ!
「もしかして、女帝物語とか?」
「ビンゴ!すごいですわね…見事に的中ですわ…」
「意外と人気があるからね」
と、僕らが話している女帝物語について話すと…。
ある城に、独身の女性が居て、その人は女王という設定になっている。
日に日に、その女王を見ると、男たちはそれに魅了され、次々に婚約を迫るが、すべての人の婚約を断る。
しかし、女王に恋心がないといえば、それは嘘になる。
実際、イイ男…つまりは、自分の理想の相手が見つからないのだ。
しかし、皆イケメン王子たちばかり…。
それでもその女王は、断る事しかしなかった。
ある日…城に使いの者が参った。
その男の名は、シー・ゲート…というらしい。
まあ、僕はそこらへんで、粕壁さんが、作ったのではないかと思ったのだ。
続きを言うと、そのシー・ゲートを見た女王は、心討たれたという。
そう、女王はシー・ゲートのような、普通に魅力的のある優しい男性が好みなのだ~…
と続いていく。
このゲームは、ノベルゲームで、文章が横に何列も書かれ、状況と会話を両立して、物語を進める。
このノベルゲームでは、一応の選択肢があり、その選択肢によっては、シー・ゲートと付き合うか、はたまた独身で終わるか…というものであり、HAPPY END BAD END と二つあるわけだ。
人気の理由はわからない。
「ともかく、そういうこと。それじゃあ、私は忙しいので、失礼するわね」
と、笑顔で僕らに手を振って、学園の校長室へと向かのであった。
へい、久しぶりの 粕壁 椎雫さん登場www
次回は、またまた久しぶりのキャラクター…登場人物には載っていたが、まったく登場していない餓鬼がでますw
「餓鬼って言うな!爺!」
「爺言うなっ!主を誰だと思っている!お前を創造してくれた方だぞ!」
「ちぇ…まあいいや…次回 第39話 「眠れぬ森の少年?」 ってなんだこれ!」




