第28話 ライバル登場
新章 ライバル
です!
前回まで由恵編の途中で終わってしまいました。
理由は、 思いつかない 追いつかない です。
まぁあれですよ ゲーム、アニメ、マンガなんかで言うと、ナ トとサ ケみたいなものです。
「決闘を申し込む!」
「…ん?」
そこにひとつの風が吹く。
風の中には二人の少年が向かい合っていた。
(--- 寄宿舎1F ---)
僕は、執行部の命により寄宿舎を訪れていた。
外には俄かに雨がポツポツと落ち、すぐに大雨が降りそうな天候だ。
時間はあまりかけたくない…という願望を胸に、僕は寄宿舎1Fの大広間に来ていた。
この寄宿舎というのは、本来学生・会社員などが、共同生活をする宿舎なのだが、僕らの学校では間違ったとらえ方をしたらしく、いわいる物置き倉庫と化しているらしい。
…そういえばさっきからネズミやクモのすなどがあり床も壁もギシギシと悲鳴を上げているのは…気のせいでは…ない…!?
とりあえず、天候よりもここから無事に生還できるか それが問題点である。
「なぁ、ここに来て何をするんだ?」
「無論、道具集めだ。」
いや、意味わからんし。
何それ、そんなの僕抜きでやればいーじゃん。そーじゃん僕一ぬーけた
「今一抜けた者、正直に手を挙げて正座しろ」
「ひぇ;」
恐ろしい、おぞましい、ばからしいの三拍子を兼ね備えた執行部員みたいな人は、人の脳内思考を探るに当たっては、お坊さん>みたいな人>サル のようだ。
「今俺をサル以上、お坊さん以下にしたやつ、後で職員室な」
「ひぇ;」
こわいね、うんもう何も言わないでおこう
道具集めというのも、近々文化祭があるらしく執行部はそれに必要な道具をここで探して持ってこい ということらしい。
「おい新米」
「はい?」
「それ、運んどけよ(よいこらせっと)」
「あっはい」
などと、新米にこき使うのはこの人の特徴らしい。
…つまりは、人をパシらせることが好きな人といったところだ。
そんな彼に、ぴったりな名前がある。
というか、それでしか聞いたことがないのだが…
大きな体に、来た抜かれたような雰囲気に出来上がった筋肉。
割れた腹筋を水泳のときによく見せびらかしていた…。
そんな彼の名前は マッスル・マイケル 。
なぜマイケルかは、本名が偶然にも 米蹴ということだったので、そう呼ばれているらしい。
(--- 会議室 ---)
「ひょいっと…、」
ガタンッ
ようやく仕事もひと段落した。
なぜか重たいダンボールをせっせと会議室へ持っていく。
それからつくと、そこには長く薄い黒色の髪を太陽の光で反射させながら、その髪を手でパッと広げる。
気がつくと、僕は立ち止っていたことも忘れていた。
「あっあの、…どなたですか…?」
「え…?」
その人は…
「…あぁ!!!」
「キャッ!んもぅ!ひどいよ美琴!」
「あっごめんごめん、おどろかしてこかす気はなかったんだよ由恵」
そう、彼女…岬 由恵がそこにいた。
その時だ。
ガチャンッ
と、扉が開く。
そこには、荷物を持ってきたマイケルの姿が…。
「…、おい新米」
「はっはい?」
僕は、彼を見上げる形で返答した。
「これはどういう状況だ?」
「…えっと、由恵と僕が話している最中にあなたが扉を開けた…というところです」
「…そうか、そうか…」
ガチャン
扉が閉まる音が、会議室に広がり終えると、僕はそっと溜息を出した。
だが、すぐにガチャンッと扉が開き…
「!由恵ちゃんこんなところにいたんだ~」
と、ノリノリで少しゴージャスな雰囲気をか持ちだすバラを胸ポケットに差し、服はきちんとされているこの人は…
「鴨埜 恵治でしたっけ?」
「…君は…たしか新米の役立たず、柳 美琴ボーイだっけ?」
「誰が役立たずですって?」
あ、ちなみに今発言したのは僕ではない、幼馴染でもある由恵だ。
どうやら今の発言が気に食わなかったらしい。
少し表情が…。
「NO~NO~あなたのような美しいガールが、こんな腐美しいボーイを庇うことはありまセ~ん」
「だ~れ~が腐っているぐらいの美しさ、略して腐美しいだ!」
「OH~意味、理解していましたか~馬鹿は、馬鹿でもそこらへんのチンケな馬鹿とは大違いデスね?」
「…」
なんだ…コイツ…。
駄目だ、早くなんとかしないと…。
「待ってください、そこまで彼を侮辱しないで」
「Why?」
「当り前でしょ?彼が何をしたっているの?」
「彼は、ここにいるだけで有罪!ミーはそんな彼に立ち去れと言っている、いわば白馬の王子様」
「意味がわからないわ」
「激しく同感だ、由恵」
「ぬ…おい、ボーイ!」
「ん…?」
「決闘を申し込む!」
「…ん?ああ…ごめん風の音で聞こえなかった、もっかい頼むわ」
ヒュ~ヒュ~と風が吹く。
ひとつの風が二人の少年のうち一人の耳元に聞こえかかった声を中和させ、一人の少年の逆鱗に触れさせたのだった。
はい。
新キャラですね




