第20話 生徒会からの挑戦状
ダダダッ...
毎度毎度のように、ここから始まる。
・・・。
何もいうことがない・・・。
なぜなら、400m付近になったこの一本道に、誰一人残っていたものはいなかったのだから・・・。
何があったか・・・。
それは、500m~400mの100mの中で起こったことが原因である。
そのことについては、また後に・・・。
そうして、ようやくゴールへたどり着いた僕を、同級生の悪口で締めくくられるのであった。
それから数分後に、放送が鳴る。
{え~…、生徒会特別イベントをこれから開始したいと思います}
この声は・・・桜咲さんかな…?
スピーカーの音が、桜咲さんの声をにじらしていて、わかりずらい。
その後に…あいつの声が…。
{これから、生徒会が質題する問題を解き、その答えを生徒会室へ持って来い!以上!}
そして、その後すぐに切り替わり、別の人物が、続きを話す。
どうやら、双子の声のようだ。
{え~と、うんじゃあいいま~す}
{問題は、これ!}
その問題は、何か伝える暗号のようなものだった。
‘それに触れて、三角に示せ。‘
‘三角を校舎で包め‘
‘彼は、それを見ている‘
というものだ。
…。
何のことだ・・・。
‘それ‘とは何だ・・・?
僕は、思考を探る。
考え、考え・・・。
ん・・・?
それ…?
!!!
突如、僕はハッとした。
わかったわけではない。
ただ、それは暗号ではない。
連鎖言葉遊びだ・・・。
昔、縫たちと遊んでいたときにそれを作ったんだ。
それ…つまり、連鎖言葉…。
答えは、多分…。
校舎では、既に一人一人が悩んでいた。
もう、これは僕にしか解けてないのだと直感した。
思えば、これは簡単だった。
グルグルと言葉を回す、連鎖言葉は、最初の文と最後の文がつながり、内側を答えとするゲームで、その答えに対する言葉を繋げていくエンドレスなゲームだ。
‘それを見ている彼‘
‘それは、三角で囲まれている‘
‘それは、校舎の中にある。‘
・・・そうだ、これは…あそこしかない…。
僕は、直に直感した。
ダダダッ...!!!
ガタンッ!!!
大きな音が、きっと廊下にも響いた。
でも、僕はそんなことを気にしていなかった。
「やっぱ・・・ここか」
そこにあったのは…思い出に残した、‘それ‘だった。
今回は、問題風味にしてみました。
一見違うこの学園は、まさに自由。
この問題以外に、生徒会からの挑戦状シリーズを、以後も使いたいと思っています




