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第10話:悪役令嬢は脱出する

ちょっと短いので、後でもう1話あげるかも

弟王子の助力で、あたしは会場を無事に抜け出すことができた。


兄王子と弟王子の対立が決定的に表面化した今、貴族達はどちらの派閥につくべきか保身のために頭脳と政治力を懸命にーーーー文字通り命がかかっているのだから!ーーーー回転させていることだろう。


あたしがどちらにつくかって?


そんなもの弟王子の方に決まってるじゃない!茶色の髪もかわいいし、素直な性格っぽいし、あたしを助けてくれたし・・・。


「っと、色ぼけしている場合じゃなかった」


あたしは、あたしのできることをやらなければいけない。


まずは、王城を早急に抜け出して王都の屋敷へ入って安全を確保する!

屋敷にはお父様が詰めているはずだから、一緒に領地まで馬を飛ばせば簡単には追いつけないはず。


ああもう、こんなことになるのなら、お城までお父様にエスコートをお願いすれば良かった!

あのアホ王子!「なにが私がエスコートいたします」よ!


ほんと、あたしもお父様も男を見る目がなかったわ・・・。


それにしても帰りの馬車はどうしようかしら。

ドレスとヒールなんかで城下を歩けば目立ちすぎるし、何かあったと自分で宣伝して回るようなものだし・・・

そもそも、このヒールって歩くと足が痛いのよね。コルセットもきつくて大きく息を吸う度に背中の骨が軋むのよ。


どこかで着替えたり、せめて衣装を緩める場所があるといいのだけれど・・・


ふと、通路に面した重厚なドアの一つが開いているのに気がつく。

掃除のメイドが不精をして鍵をかけ忘れたらしい。


人がいないのであれば、少し衣装を動きやすいように整えられるかもしれない。

このまま抜け出してもいいけれど、行きがけの駄賃として何か騒ぎを起こしていくのも意味があるかも。


あたしは・・・


ドアの開いた部屋を無視して城から抜け出す道を探す → 19話へ


ドアの開いた部屋に入ってみる → 20話へ

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