序章 始まり
序章 始まり
学園を楽しむのがモットー【七瀬春樹】
学園を変えるのがモットー【三島勇気】
この二人が組めばどんな鬼畜な学園のルールだって変えられる。現実にも、複数の学園を数ヶ月で変えてきたのだ。そして、次のターゲットになるのは
【水島学園】この学園には、体育祭、文化祭、学園祭と言った行事などは一切なく、全学園生は寮生活。更には評価ポイントなのがあり、それを自由に使えるらしい。
春樹はその学園を変えるべく、ターゲットにしたのだが.....
「んなもん出来るわけがねぇよ!春樹!」
「やって見なきゃ分からんだろ?」
ターゲットにした学園について揉めていた。勇気には少し危機感があった。水島学園には、地下牢獄がある事を知った時には諦めかけていたのだ。だが、春樹は
「俺らは今まで、不可能を可能にして来ただろう?だったら今回は楽勝だ。なんせ、'スクールキラー'を設立したからな」
【スクールキラー】春樹と勇気は裏方で評価を得ていたため、ある程度の報酬を手にしていた。表側には大方には、公表していない。
スクールキラーの待機室には春樹と勇気が居たのだ。その他にも、情報処理、司令官などが多数いた。
「良いか?今回のターゲット。水島学園は、この女が重要だ。」
【水嶋愛美】
水島学園の学園会長であり、学園長でもある。その他評価ポイントは【150万】それを超えるものは居ない。
「勝てるわけがない。無茶だ!春樹!」
はぁ、とため息をつく春樹。
「忘れたか?勇気。最初にあった頃を···」
5年前......
中学に上がる頃だった。
勇気は当時控えめでいじめられていた頃だった。
「おい!大丈夫か?」
ビクっと身体を震わせていた。
「大丈夫だ、俺が何とかする。このクソッタレな学校なんぞ、変えてやるさ」
そう言った春樹は数ヶ月で、当時の学校を変えたのだ。いじめのない楽しい学校に。
勇気は、今までいじめていた人から誤りに来ていた。
「悪ぃ、お前の事なんも分からずに」
「私も酷いことしてごめんね?」
勇気は大丈夫と答えた。そこから勇気と春樹は、中学を転々とし、数々の学校を変えてきたのだ。
そして、現在。
「分かってる。けどよ!あんなの、どうやって変えろと!?」
「ふぅ。変えてやろうぜ?あの学園を」
俺は、訳が分からなかった。けど、アイツの諦めない心。でも、やっと分かった。だったら、命懸けでも。やってやろうじゃん!
「ったくじゃーねな!力になるか!」
「はは、お前ってやつは単純だな。まぁいい。変えてやろうぜ!水島学園を!」
水島学園が映る水島学園を見た二人。学園を変える物語が今始まる___