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アンチノミーを越えて  作者: 朽無鶸
0. 僕はアンチノミーを越える。
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僕と君

我々には問いが与えられた。


様々な問いに答えを出していくことが、僕にとっての芸術活動なのかもしれない。


問いには答えが必要なのか。


そんな問いにすら答えを求めてしまうのだ。


アンチノミー。


我々を狂わせる日々のジレンマ。


パラドックスに追われる哲学者。


ダブルスタンダードを口にする人々。




生きる意味とは。


世界とは。


僕とは。


君とは。


答えは出るだろうか。


それとも出ないだろうか。




僕と世界。


虚無主義への回帰。


それとも脱却か。


護りたいものを護れ。


救う力を僕に与えてくれ。




人間主義の産物。


僕自身を科学するとどうなる。


数字に置き換えたら僕の弱さは明らかなのか。




正義とは。


合意が世界を形作ってきた。


ならば僕と君で何が出来るだろうか。


力は何を変えてくれるのだろうか。




考察。


ただの振り返り。


歴史。


人々が争った記録。


経験。


知識の積み重ね。




我々がしてきたこととは何だ。


アンチノミー。


答えを出さなければならない。


さながら、強迫観念。


心を殺す理性の限界。


生の自覚が死の恐怖を孕んだという。




この世界は矛盾しているらしい。


でも矛盾もしていないらしい。


僕らも同じ。


僕は答えを出せるだろうか。


君の幸せを願う。


僕はアンチノミーを越える。

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