C国民族デモ その後
<前回までのあらすじ>
大切な幼馴染み、卯月遥死亡。
気がつくと、私はインターナショナルフォースの医務室のベッドにいました。慌てて布団をはねのけると、向こう側でペトラさんがパソコンに向かって作業をしてました。
こちらに気がついてペトラさんは作業を中断し、こちらに来ました。
「礼二さん、具合は大丈夫ですか?あの後大変だったんですよ。」
「嫌、まだあまり頭がすっきりしません。なんか迷惑かけてしまって申し訳ありませんでした。」
すると医務室のドアを誰かがノックしペトラさんが開けると、そこには、第10班のラウハ大尉、ミランダ少尉、金さん、ロカルノ軍曹がいました。
「この堅物眼鏡。どんだけ俺様に迷惑かけたと思ってる。なんせこの俺様があの男、お前のかわりにボコボコにしてやったからな。感謝しろよ?」
「安心して、あのあと卯月さんは無事にこっちに連れてきたから。」
ロカルノ軍曹とミランダ少尉、嫌いな人ツートップに言われて軽く嫌な感じはしましたが、仲間の心が戦闘で傷ついた時こうして側で励ましたり、変わりにいろいろやってくれたり、この班のみなさんと今居られることが少し嬉しく思えました。するとラウハ大尉が、
「ペトラ、礼二を医務室の外に出しても大丈夫か?奴らの計らいで卯月遥の遺体を霊安室にしばらく置くことにしたんだ。礼二の心の準備ができ次第、葬儀をしようと思っているのだが……」
ラウハ大尉の口からこんな言葉がでるとは思いもよらない出来事でした。私はすかさず、
「私はもう大丈夫です。遥に最後の挨拶しようと思います。」
と即返事をしました。するとペトラさんが
「頭が痛いとは言ってますが、大丈夫でしょう。」
あっさりOKし、私は早速みなさんと喪服に着替え、遥の葬儀を始めました。
あなたに出会ってはや18年、小さい頃は毎日のように遊びましたね。小学生になるとお互い恥ずかしくてあまり話せなかったけど、私は、私は卯月遥という人間に恋ができて、一緒に軍人を目指せて本当に、本当に幸せでした。
……………うっ。ポツリまたポツリと涙が頬をつたい、いつの間にか私は号泣してました。。
もっと一緒に居たかった。出来ることなら一生。あの時は本当にごめんなさい。
でも私は決めました。前に進んでいくことを。
私には、あなたと同じくらい大切な仲間が今ここにいますから。
閲覧ありがとうございます。
今回で如月礼二編、C国民族デモ編は終わりです。
次回からはミランダ=ガルシア少尉が担当です。ここからが「RAUHA」の見せ場ですので、お楽しみに。
いや……少し無理やりなハッピーエンドです。
良いのか悪いのか…………
ちなみに昨日の夜書いてた時作者涙目で書いてました。特に礼二の遥への呼びかけあたりから。礼二本当は遥のこと大好きだったんですね。それなのに…
作者自身本当に礼二に対して申し訳ないと思ってます。
昨日、遠いところの学校に通う異性の友人に励ましの言葉を頂きました。ではこの場をお借りして御礼申しあげます。
人の言葉ってその時の感情次第でかなり変わるものですね。
その人にとってはただ応援してるよというメッセージもその時の私にはとても嬉しいものでした。
初めて自分がつくったものに自分が泣くなんて。まだ半分しか経ってないし、ここからが見せ場だというのに…………
追記:その3までC国民族紛争だったのをC国民族デモに変更しました。
本日夜8時更新はお休みさせていただきます。楽しみにしてくださっている読者のみなさん。申し訳ありません。
次回の章は「失われた平和」。いよいよラウハの唯一無二の親友ミランダ登場です。更新は7日の朝8時から。
お楽しみに




