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RAUHA  作者: KEI
失われた平和 Byミランダ=ガルシア
22/30

宗教聖戦 ラウハの本心

<前回までのあらすじ>


アレン=ライ死亡。





なぜラウハが泣いているか誰もわからなかった。

うたれたロカルノは幸い弾に当たってなかった。ロカルノはきょとんとしている。なぜうたれたかわかってない。

礼二、金先輩、ペトラ先輩はただ黙る。神無は敵に自分を売った罪悪感から礼二には目線を反らす。

沈黙に私は耐えられなかった。

「ロカルノ、貴様何してくれたんだ。」

ラウハの泣きながら、怒った口調で話す。ロカルノから答えは返ってこない。

ラウハの言葉は私に衝撃を与えた。



「私はあの時、買い物へ行った時知った。本部の外で起こっていた辛い現実を。

私が存在する価値を、生きている理由を、この世界の未来を、そして平和とは何かを。いくら狂った奴でも初めて同じ考えを持つ者に会えた。それなのに…………」

銃を下ろし立ち尽くしたまま泣きじゃくる子供のようなラウハがいた。



ラウハ…………そんなこと考えてたの……………………?

私は感情のない暗殺将校ラウハ=ヴェイトネンしか知らなかったのか?


十一年傍にいながらラウハの本心など知らずに友達付き合いしていたのか。



私はラウハのことを知らなかった自分にイライラしてきた。

今にも涙が出そうだ。各々が自分の抱えるものに葛藤する。すると今まで黙っていた神無が口を開く。


「今私が言えることではないかもしれませんが、あなた達このままで良いんですか?せっかくアレンがJ国でテロが起こるって言ったのですよ。今からでも間に合います。急いでJ国へ向かいましょう。私だって国民の期待を捨てたことに罪悪感があるんです。国を助けることで罪が償えるなら私は死んだって構いません。お願いです。J国のみんなを助けて下さい。」


その言葉にラウハも泣き止んだ。一同も神無の言葉に賛同した。ラウハはいつもの勇ましさを取り戻し、

「行こう。それでこの宗教聖戦が終わるのなら。」

「私も自国を傷つけられるのをただ見てるだけなんて嫌です。」

「ペトラ、怪我はヘリコプターの中でなんとか出来るか?」

「わかりました。神無さんも手伝ってください。J国到着までに間に合わせます。」

「わかりました。」


しゃべらなかったのは私とロカルノだけだったが、うなずいた。これで全員賛成。それぞれの考えは違えどやるべきことは一致した。ラウハが地元軍へ連絡する。

「J国へ向かいたい。ヘリコプターを用意してくれないか。」

「了解しました。J国への入国許可はこちらが手配します。ヘリコプターをすぐ向かわせますのでしばらく待ってください。」

三十分後、ヘリコプターが到着し私達を乗せてJ国へ飛んでいった。

あぁ、ラウハそんなこと考えてたんですね。

ちなみにアレンとラウハの台詞は去年の夏の自分の考え方がほとんど占めてます。

この話は自分の想いから生まれたものですからね。作品に対するおもいはかなり強いです。


さて宗教聖戦の舞台はJ国へ移ります。次回にて宗教聖戦シリーズは終了です。各々けりをつけてこい!!!

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