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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

貞操逆転世界で「お前、男だったのか!?」って言われる話

作者: ドクエナガ
掲載日:2026/05/07

相も変わらず貞操逆転です。

今後はこういう『思いついたはいいけどやりたい事だけやった結果短すぎて没にしたやーつ』も野望の為投稿していきます。

連載でも貞操逆転を投稿し始めたので気が向いたらお願いします。


貞操逆転は終わらねェ!





 それは、いつも通り過ごしていたある日の事だった。


 目が覚めたら貞操逆転世界でイケメンになっている。


 というテンプレ通りの導入でこの世界にやって来た俺は、可愛いクラスメイト相手に良心的な値段で商売を行い金と女に困らない素晴らしい青春を送っていた。




「そうだ、あの子の事覚えてる? 子供の頃引っ越しちゃった幼馴染の(あきら)ちゃん」


「あ~、覚えて……ちゃん?」


「何よ、気付いてなかったの? あの子女の子よ?」


「へ~」


(んな訳無いだろ! 一緒に風呂入った事もあんだぞ! ……いやまさか、この世界では本当に女なのか?)




 確かに、クラスメイトの中にも名前や性別が変わってるやつもいたし有り得ない話ではない。




「それでね? こっちに帰ってきたから、久しぶりに会いたい~って」


「ふ~ん、いいんじゃない?」


「そう言うと思って、会う約束しといたわ。明日」


「うぉい! まあ暇だからいいけどさ」


「ちゃんとおもてなしするのよ? あと、お母さんその日帰り遅くなるから」


「……だから?」


「凄く可愛い女の子になってたから、期待しときなさい」




 そして翌日、昼になる少し前くらいにインターホンが鳴ったので玄関に向かいドアを開ける。


 そこに立っていたのは、キャップ付きの帽子を被り真っ白なTシャツを虐めながら短いジーンズを履いた健康的に焼けた肌の女の子。


 端的に言えば、褐色巨乳ボーイッシュ幼馴染がいた。




(噓だろ? あんな顔も思い出せない様なやつが、俺の性癖を狙い撃ちしたかのような美少女に変わってるとか。最高かよ、絶対喰う)


「久しぶりだな。まあ、取り敢えず上がれよ」




 そう声を掛けるが、彼女は一向に動かず驚いた顔のままゆっくりと俺に指を向ける。




「おい、どうした?」


「お、おま、おま」


「おま?」


「お前、男だったのかよ!?」




 どうやら俺達は、似た者同士らしい。




ーーーー




 あの後、再起動したアタシは家に上がらせてもらいアイツの部屋でガチガチに緊張していた。


 だって、男の部屋に入ったの初めてだし何かいい匂いするし……アイツ、随分とカッコよくなってたし。




(やっぱり、彼女とかいんのかな)




 恋人でもなければ幼い頃以外遊んだ事もない、友達とすら言っていいのか微妙な関係にも拘らず、アタシはなぜかそんな事を考えていた。




「お前、何緊張してんだよ」


「は!? 別に、緊張してないし! これが普通だし!」


「そーかよ」




 上の空だったせいで、慌てて処〇丸出しの回答をしてしまった事を後悔していると、コイツはアタシの隣にゼロ距離で座ってきた。




「お、おい!」


「ん? 何? ……もしかして、照れてる?」


「なっ! そ、そんな訳、無いだろ」


「へ~……なら、こういう事しても平気だよな~!?」




 そう言いながら、コイツは背後に回ってアタシに抱きついてくる。し、しかも




「馬鹿! 胸当たってるって!」


「へっ……当ててんだよ」


「はあ!?」


「興味あるなら、触ってみるか?」


「え? ……い、いいのか?」


「プッ、噓に決まってんじゃん。これだから処〇は」


「はああ!? しょ、処〇じゃねーし! バリバリやってるし!」




 そう反論するが、どう見ても噓だとバレているのだろう。彼は「はいはい」と適当に受け流す。




(つーかコイツ、無防備すぎだろ。触るのはダメって言ったくせに、さっきからずっと背中に当たってんだよな)




 硬い感触を味わいながら幸せを堪能していると、段々とムラムラが抑えきれなくなってくる。


 だというのに、この馬鹿はアタシの気持ちなんて知らないでベタベタと。挙句の果てには




「晶腰細いなー。ちゃんと食べてる?」


「食べてるよ」


「胸もこんなに大きくなって、本当に女の子って感じだね」


「止めろ、触んな」




 堂々と胸を揉んでくる始末。止めろと言っても全然止めないし、流石にこれ以上は我慢の限界だ。




「おら!」


「うおっ!?」




 アタシは勢い良く振り向き、コイツの体を投げて目の前のベッドに押し倒す。




「どうだ! アタシだって女なんだからな!」




 そう言うとコイツは驚いた顔でアタシを見て……ニヤリと笑うと目を閉じた。




(コ、コイツ! やってやる! やってやるからな!)




 覚悟を決め、コイツの柔らかそうな唇に顔を近づける。


 ……しかし、アタシにはそんな勇気はなかった。




「……ごめん、トイレ」


「意気地なし」


「……」




 部屋を出る瞬間、小さく聞こえたその声がアタシの心にズキリと傷を付ける。


 モヤモヤしながらトイレに行き、急いで終わらせ扉を開けると……アイツがニヤニヤした顔で立っていた。




「なっ、お、お前」


「ん~? 何してたのかな~?」


「な、何聞き耳立てんだよ! きめえぞ!」


「そりゃあ念の為に……いやー、まさか晶が、人の家でするような変態だったなんてなー」


「ぐぅぅぅぅっ」


「ち・な・み・に、今日の俺は黒……オカズにしてもいいよ?」


「なっ、なっ」


「どうしてもって言うなら、見せてあげてもいいけど?」


「……どうせ、それも噓なんだろ」


「残念、バレたか」


「フン、お見通しだっつーの」




 見え見えの誘惑を振り切り部屋に戻ると、背中を押され今度はアタシが押し倒される。




「お、おい」


「晶が悪いんだよ? あんなに誘ったのに、何もしてこないから」


「な、何言って」


「俺だって、ずっと我慢してたんだよ。大丈夫、いっぱい気持ち良くしてあげるから」


「まっ! んむ!?」




 こうして、アタシは蹂躙された。身も心も、徹底的に……。


 アタシはもう、コイツ抜きでは生きていけないと本能で理解させられたんだ。




 ―完―




主人公

最初の客が初心すぎて揶揄う楽しさを知って変わった。

ヒロインに『わからせ』されるのが確定している。


諦めない→晶 (あきら)

主人公が経験豊富なのを何となく察している。

ベッドの上で勝てたら付き合ってあげると言われたので有言実行させた強者。子沢山。


面白かったら評価とかお願いします。


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