表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

呪いと祝福の子らは女神の掌で踊る

炎の誕生日

作者: 樹弦

「呪いと祝福の子らは女神の掌で踊る」及び「呪いと祝福の子らは女神の掌で踊る〜南からの使者〜」の番外編となります。本編のネタバレを含みますのでご注意下さい。

 どこもかしこも燃えている。エステルを冷遇した村人たちも厄介者扱いした遠い親戚も全てが紅蓮の炎に飲まれていた。


(今度こそ終われると思ったのに…)


 十四歳のエステルは大きくなったお腹を抱えて呆然と座り込んでいた。もう動くことすらままならないのにエステルはまだ生きていた。辺り一面火の海だ。それなのに時折明らかに単なる腹痛とは種類の違う重苦しい痛みに貫かれて、エステルはやっとのことで息をする。

 ようやく戦争が終わって国王陛下が玉座に就いたというのに、辺境の地ではいまだに野盗や傭兵崩れの悪党が村を襲っては村人を蹂躙する日々が続いていた。そんな中、エステルはなんとか生き残ったものの、自身の身体の恐ろしい変化に気付いた時にはどうにもできないほど、腹の中の子は大きく育ってしまっていた。


(背ばかり高くてみっともない)


 幼い頃から大柄だったエステルは実際の年齢よりも歳上に見られることが多かった。愚図でのろまなエステル、そう罵られることに慣れてしまってもいた。あの日も何が起こっているのか分からないまま押し入ってきた野盗に組み敷かれて、この酷い現実が夢であればいいのにと思ったことだけは覚えている。隣で事切れた弟の空色の目から光が失われてゆくのをエステルはまるで自分も死んだかのように見つめていたが、のしかかって呼吸を荒らげている相手が無造作に放った短剣がふと目に入って、気付いた時には相手を刺していた。信じられないという間抜けな顔付きで倒れた相手に何度も何度も剣を突き刺し、血塗れになったエステルはようやく我に返ってガタガタと震え出した。


(痛い…痛い…)


 この痛みはあんな風に人を殺した罰なのかと、エステルは呻きながら思う。あの手応えは一生忘れることができないだろう。この腹の子の父親の命を奪った私への罰だ。

 ふと、周囲の炎の勢いが弱まったような気がした。馬の蹄の音が聞こえ、明らかに野盗などとは違う、洗練された身のこなしの甲冑姿の兵士が漆黒の毛並みの馬から降りて近付いてきた。後ろからもう一人炎のように赤い髪の兵士が白馬から降りてやってくる。先に降りた大柄な男性が後ろの赤い髪の細身の兵士に何かを告げたようだった。細身の兵士がエステルの元に近付いてきて屈んだ。


「安心して。私の名前はフロレンティーナ。女性よ。フレディの軍の半数は女性だから怖がることはないわ」


 フロレンティーナは言いながらも軽々とエステルを抱き上げた。


「フレディ!妊婦よ。もうじき生まれそう。鎮火は任せるわ!急を要するから私は先に本部へ戻らせてもらうわ!馬もお願い!」


 一体どういう動きをしたのか、まばたき一つの間にエステルは天幕の中にいた。再び痛みに襲われて、思わず声が漏れた。


「副司令官!?いつの間に?」


 天幕の入り口で驚いたように声を掛けた兵士もまた女性だった。


「モリス大佐!湯を沸かして!治癒師の中で助産の経験のある人はいたかしら?」


「…でしたら、私が」


 通りかかった別の兵士に湯の方を頼み、モリス大佐と呼ばれた女性が入ってくる。


「あなた、名前は?何歳かは分かる?」


 腰をさすられながらフロレンティーナに聞かれて、痛みが遠のいた合間にエステルは答えた。


「私はエステル…十四歳…」


 二人の女性は一瞬互いの目を合わせて沈黙した。恐らく初産の上に予想以上に若い。


「背ばかり高くて…愚図でのろまでみっともないって…」


 フロレンティーナは目の前の少女を抱きしめながら、身体を清める魔術を使った。火傷の跡も消す。


「そんなことはないわ。あなたは今までとても頑張ったわ。でも、あともう少しだけ頑張れる?元気な赤ちゃんを産みましょうね」


 痛みの感覚は次第にどんどん短く強くなり、エステルは歯を食いしばった。


「深く吸って!息を止めないで。次の痛みが来たらいきんで!」


 モリス大佐の声が聞こえる。痛みに支配されてエステルはもう何も考えられなくなった。激しい痛みが繰り返し襲ってくる。下に降りてきた重い塊が今にもエステルを突き破ろうとする勢いで外に向かって押していた。これ以上は耐えられない。痛い!痛い!エステルは叫んだ。ずるりと熱い塊が出てきて赤子の泣き声を聞いたような気がしたが、そのままエステルの意識は遠のいて何も感じられなくなった。



***



 柔らかくて温かい。エステルは誰かに抱きしめられているような気がした。エステルを脅かす怖い腕ではなく優しい母のような腕だ。そう思って母はとっくの昔に死んだのだと思い出した。自分もようやく楽になれたのだろうか。

 目を開けると知らない豪華な屋敷の天井が目に入る。エステルの隣には赤い髪の少し歳上の美少女が眠っていて、その腕が優しくエステルを抱いていた。身動ぎすると、美少女は目を開いた。


「気がついた?ここはロウ公爵家の屋敷なの。ロウ公爵家は孤児院経営も積極的に行っているのよ。まぁうちの司令官があちこちで拾ってきてしまうから結果としてそうなったとも言えるのだけど…だからあなたも気兼ねすることはないわ」


 それよりも美少女が何故同じベッドに寝ていたのかの方がエステルは気になったが、更にもっと重大なことを忘れていたことに気付いて慌てた。


「あの…赤ちゃんは…?」


 起き上がった美少女はエステルの下腹部に掌を当てた。じんわりと温かい不思議な何かが流れ込んでくる。


「赤ちゃんは無事よ。元気な男の子だった。今は乳母が面倒を見てるわ。エステルは出産後に出血量が多くてちょっと危なかったのよ。私とモリス大佐の魔力でなんとかなったけれど、まだ回復しきった訳じゃないから、無理は禁物よ」


「あの、あなたは…?」


「あぁ、ちょっと魔力を多く使って縮んだからこの姿を見るのは初めてよね。私はフロレンティーナ。こう見えて人じゃないのよ。だから姿もしょっちゅう変わるけれど、気にしないで」


 フロレンティーナはエステルの隣に再び横になった。不思議で美しい金の瞳にエステルは魅了される。


「ねぇエステル。あなたはこの先どうするか選ぶことができるわ。一つは子どもをロウ公爵家に託してあなたは自由になる選択肢。もう一つは…この先も苦労するとは思うけれど子どもと一緒に生きていく選択肢」


 エステルは息を飲んだ。何となく全てを見透かされているような気がした。あの男を刺し殺した感触が掌に蘇り血の気が引いた。


「ごめんなさいね。見るつもりはなかったのだけど、助けようとしたら記憶が見えてしまったのよ。あなたは、その事を気に病む必要はないわ。あれは正当防衛よ」


 震えるエステルの身体を抱きしめてフロレンティーナは優しく頭を撫でた。


「ロウ公爵家に託すなら赤ちゃんの顔は見ない方がいいかもしれないわ。心が揺らぐと思うから。あと、どの道を選ぶにしてもあなたを見つけたのは司令官だから、恨み言でもお礼でも言いたいことがあるなら、あの人に言ってね。私は少し出掛けてくるわ」


 ベッドからするりと抜け出たフロレンティーナは手近なベルを鳴らした。程なくしてメイドが現れる。メイドはウサギの耳がある半獣人だった。


「何かお腹に優しいものを食べさせてあげてくれる?私は夕方までには戻るわ」


「分かりました。お任せください」


 ウサギの耳の少女はルビーのような瞳を輝かせて頷いた。すぐに出て行ってしばらくすると粥の入った碗と飲み物を持って戻って来た。


「私はブランシュです。司令官に助けられたのは私も同じなんですよ。行き先がなかったのでこのお屋敷で働かせてもらってます。ほら、こんな身体なので軍に入って恩返しする訳にもいかなくて…」


 屈託なく笑ってブランシュはスカートに隠れた右足を見せる。膝から下が義足だった。エステルは急に空腹を覚えて粥を口に入れた。優しい味がして何だか泣きたい気持ちになった。一度涙をこぼしてしまうと、次から次へとボロボロと溢れて止まらなくなってしまった。


「私…どうしよう…あの子に罪はないけれど…ちゃんと育てられるのかも…愛してあげられるのかも…何もかも自信がないの…」


 ブランシュはそっとエステルの肩に触れた。


「まずは身体を治して、それからゆっくり考えましょう。ここは安全ですから、落ち着いてゆっくり先のことを考える時間もありますよ」


 エステルは泣きながら頷いた。泣きながら粥を食べる。ほんのり甘くて何故か母を思い出した。



***



 フロレンティーナが瞬間移動で辺境の地の天幕に戻ると、甲冑を脱ぐところだった司令官がギョッとしたように振り返った。


「ここを移動地点に定めるのは止めろと言っただろう…」


 迷惑そうな相手の言葉を無視して美少女姿のまま近付いたフロレンティーナは甲冑を外すのを手伝った。甲冑の左腕は空洞だが戦いの最中見破られたことはない。軽装になった司令官が座ると後ろに回ったフロレンティーナはそっと首に腕を回した。


「…その魔力量でよく動けたわね」


 間近で見るとかなり顔色の悪い相手に炎の魔力を送り込む。彼の魔力中枢器官に傷は一つもないのに、彼の右隣にいた青年が腹を貫かれて消え失せたその日以降、彼は自力では魔力を生み出せなくなっていた。青年を救うために過去に結んだ精神に関わる契約が仇となり、かつて戦場の獅子と恐れられた男は今となってはフロレンティーナなしでは戦うこともままならぬ身体になっていた。


「フレディ…もっと早く私を呼びなさいよ」


 フロレンティーナは魔力を送りながら口を尖らせる。


「…すまない…」


 疲れた様子の声色にフロレンティーナは怒るのを止めて栗色の髪を撫でた。


「私は紅い竜よ?あなたに魔力を分けてもすぐ元に戻るんだから、そんな酷い顔色になる前に私を呼んで。せっかくのいい男が台無しじゃないの」


「…あの娘はどうなった?」


「母子共に無事よ。発見するのがあと少しでも遅かったら間に合わなかったかもしれない。あなたのお陰よ」


 蠱惑的な瞳に見下ろされて、司令官はついに降参したように目を閉じた。優しく唇が重なる。


「少し休んで…」


 回した腕から流れ込む炎の熱を感じながら司令官は、その間だけただのフレディに戻ってその身を預けた。



***



 それから数日が経ち、エステルは起き上がって自分の足で動き回れる程度には回復していた。その間に赤子のことを考えない日はなかったが、一人で会いに行く勇気も出なかった。にも関わらず胸は張って痛かった。身体はすっかり母親になっていることに、エステルは戸惑いを隠せなかった。


「調子はどう?」


 昼下がりに顔を出したフロレンティーナは再び女性の姿に戻っていた。エステルは思わずフロレンティーナの腕にすがりついた。


「私…赤ちゃんのことをずっと考えてしまうの。でも一人で会いに行くのが怖い…ちゃんと育てられるのかも分からない…でも気になって仕方ないの。一緒に…ついてきてくれる?」


「分かったわ。一緒に会いに行きましょう」


 フロレンティーナと共にエステルはぐるぐると長い廊下を歩いて別棟に移動した。そこからも更に進む。途中少し座って休んだ。一人では確実に迷子になると思いながらエステルは再びゆっくりと歩き出す。幼い子が十人ほど集まって、大人が読み書きを教えている部屋の前も通り過ぎた。


「エステルは文字は読める?」


 フロレンティーナに問われてエステルは首を横に振る。読み書きも計算も習わなかった。生きるだけで精一杯だった。


「それじゃ、まずはそこからね…ロウ公爵家では最低限の教育をしてから世間で暮らしていけるように、それぞれの特性を活かせる職も紹介してくれるのよ」


 中庭では木刀を手にした少年たちが素振りをしていた。長身の女性が指導している。皆生き生きとした表情をしていて、エステルは不思議な気持ちでその少年たちを見ていた。


「弟は…騎士に憧れてました…とうに死んでしまいましたけど。私は弟も救えませんでした…」


 フロレンティーナは黙ったままエステルの頭を撫でる。ふと赤子の泣き声が聞こえたような気がした。


「こっちよ」


 扉を叩いたフロレンティーナの後ろに隠れるようにして、エステルは恐る恐る開いた扉の先の部屋を覗いた。


「赤ちゃんを見に来たの?」


 中にいた黒髪碧眼の少女がニコリと笑って近づいてきた。


「アストリアったら、またここにいたの?赤ちゃんが好きねぇ」


「あら?あなたがあの子のお母さんなのね?同じ匂いがするわ」


 フロレンティーナの後ろにいたエステルに気付いて、アストリアと呼ばれた少女はそんなことを言った。


「あらあら、いつの間に来ていたの?」


 奥から赤子を抱いたふくよかな女性が現れる。乳母だろうか。エステルは緊張しながら、その腕の中の赤子を見つめた。

 明るい茶色の巻き毛に、空色の瞳の赤子がそこにはいた。くすんだ小麦色の髪に曇り空のような色の瞳のエステルとは似ていない。けれども、その子は弟の小さかった頃によく似ていた。


「抱いてみる?」


 女性に渡されておっかなびっくりエステルは我が子を受け取った。軽さに驚く。お腹にいた頃の方が重く感じていた。


「これが…私の子…?」


 エステルは赤子の顔を見下ろした。じっとその顔を見つめる。ただただ無垢な生き物を目にして、恐れていた悲しみも憎しみも沸き起こることはなかった。この子をきちんと育てられるだろうか。不安は過ったが、エステルはやがてホッと小さな息を吐いた。


「…かわいい…エリアル…弟に…似てる」


 エステルの後ろから肩を抱いたフロレンティーナも赤子の顔を覗き込む。


「エステルはこれから学ぶことがたくさんあるわ。子育ても字の読み書きも…あなたが独り立ちできるように、導いてくれる人がここにはたくさんいるわ。大丈夫よ」


 腕の中の赤子が不意に顔をしかめて泣き出した。エステルはおろおろする。


「そろそろお腹が減る頃かしらね。まずは授乳してみましょうか」


 乳母に手招かれてエステルは頷いた。



***



 オムツの替え方に授乳の仕方、ゲップの出し方、沐浴の仕方、それからは覚えることがたくさんあった。元々器用ではないので失敗してしまうこともあったが、周りの手助けもあってエステルはなんとか赤子と共に成長していた。赤子には迷った末に亡くした弟の名前をつけた。

 ある日、エリアルの眠っている間にエステルが文字の練習をしていると、フロレンティーナが訪れた。彼女の隣には隻腕の男性が立っていた。栗色の髪を短く切り、鷲のように鋭い琥珀色の目。よくできた彫像のような顔立ちの長身の男性をフロレンティーナが紹介してくれた。


「彼があなたを見つけた司令官のフレディよ。見た目はちょっと怖いけれど優しい人よ」


「あのときは…ありがとうございました」


 エステルは立ち上がって頭を下げる。


「いや…あのとき炎とは違う色の光が見えて…それで近づいたら君がいたんだ。君は光の魔力を操れるのか?」


 エステルは驚いて首を横に振る。フロレンティーナが言った。


「エステルは無自覚的だけれど、魔力を流すのに触れたとき、微かに光の魔力を感じたわよ。訓練次第で使えるようになるかもしれないわ。暗闇でも役立つわね」


 言いながらフロレンティーナはエリアルの寝顔を見て微笑んだ。


「赤ちゃんってかわいいわよね?フレディ?」


 フロレンティーナは傍らの司令官を見上げて意味ありげな含み笑いを漏らした。


「そろそろ辺境の地を駆けるのも疲れたわ。あなたが引退するなら私も子どもが欲しい」


「…私の顔を見ながら言うのは止めてくれ」


 司令官は仏頂面のまま目を逸らそうとしたが、フロレンティーナは食い下がった。


「私は諦めないわよ。あなたが首を縦に振るまで、何度でも言うんだから。私はあなたの子ども以外は欲しくないの」


「…慎みがなくてすまない…竜と人とはこういった物事の感覚がどうも違うようだ…」


 司令官の威厳はどこへやら、困り果てた様子の男性を見てエステルは思わず笑ってしまった。


「あら、エステルはもっとたくさん笑った方が素敵よ」


 エステルの笑顔を見てフロレンティーナも笑う。笑い声に目覚めたエリアルがフロレンティーナの指先を小さな手でぎゅっと握った。



***



「あの頃は…まさか本当にこの願いが叶うとは思っていなかったのよ」


 まだ見た目には分からないお腹を撫でながらフロレンティーナが呟く。数日前に助産院を訪れて双子を授かっているのを確認したばかりだった。赤子だったエリアルは七歳になり魔術騎士科を目指すべく毎日講師のウォードに稽古をつけてもらっている。エリアルの姿を見ながらフロレンティーナの隣に座ったエステルは微笑んだ。


「そうだったの?あの頃、私にとってフロレンティーナは自信たっぷりで頼れる姉のように見えていたのよ。でも私も本当にうれしいわ。フロレンティーナの願いが叶って」


「なんとなく…お腹にいるのは男の子と女の子の双子な気がするわ。単なる予感なんだけど」


 戻ってきた第八王子のレイが、自分とジュディスがフロレンティーナの子どもとして男女の双子に生まれ変わる選択肢もあったと言っていたのをふと思い出したからだった。


「母親としては先輩のエステルに私も色々教えてもらわなくちゃね」


 フロレンティーナの言葉にエステルはクスクスと笑う。


「竜と人の血を引く赤ちゃんの育て方なんて、私にも分からないわよ」


「あぁ…それもそうよね。生まれた後が大変そうだわ」


 仲の良い姉妹のように笑い合いながら並んで座っている二人に向かって、額に汗を光らせたエリアルが手を振った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ