表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
タコスをくわえた僕は魔界に行きます  作者: ブラボーくん
12/39

第十二話

「……ボー、お…ろ!」

かすかに聞こえてくる誰かの怒鳴り声。

その声に眠りを遮られ目を覚ます。

「ん、おはよ……。」

まだ眠っていたいとでも言いたげな声で朝の挨拶をする。

僕のことを起こしてくれたのはたこきれのようで、起きたら目の前にたこきれの姿があった。

「あ?……おはよ。」

少し目を逸らして挨拶を返すたこきれ。

そんな姿を見てたこきれにも可愛げがあるなと感じたのは秘密にしておこう。

呑気にそんなことを考えているとたこきれが何かを思い出したように僕に話しかけてくる。

「学校の支度しねぇのか?」

「そういえばそうだったね。」

魔界に来たことですっかりと忘れていたが、僕は今日から魔界の学校に通うらしい。

魔王が転校の手続きがどうのこうのと言っていたから、僕はおそらく転校生として行くのだろう。

僕は昨日渡された制服に着替えようとベッドから立ち上がる。

しかし、部屋のどこに目をやっても、僕の制服は見つかることは無かった。

訳が分からずも部屋をあとにし、たこきれと一緒に食堂へと向かう。

道のりは体が覚えてくれていたので迷うことなく、僕たちは食堂へとたどり着くことが出来た。

そして扉を開けて中へはいる。

そこでまちかまえていた魔王に、僕は制服のことで質問をした。

「起きたら制服が無くなってたんだけど、魔王はなんか知らない?」

そう言うと魔王は言ってなかったか、と言いたげな顔をしていた。

その表情を見て嫌な予感を感じとったのは気のせいだと思いたい。

そんな会話を心の中でしながら、僕は魔王の返答を待った。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ