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休日

すみません、遅れました。

時間は早く過ぎていき、気付けば週末になっていた。


男たるもの集合時間の少し前から着いていること、と昔にお爺ちゃんから教えられていた僕は都市内の勇者像の前で二人を待っていた。


(東の都市内で遊ぶのは初めてだなあ)

勇者学院に入学してから休日は鍛錬か勉強くらいしかしていなかったから学院の敷地外に出ることが珍しい。


空を見上げて空って何で青いんだろうと他愛も無いことを考えていると


おはようございますと背後から聞こえた。


「おはよう」

そう言って振り返ると私服姿のロニエがそこにいた。

その姿はまるで天上から降りてきた天使の如く可愛さであった。


「その、か、可愛いね。似合っているよ」

昔お爺ちゃんからに女性の服装を褒めろと教わったからそう言ったが少し吃ってしまった。


「あ、ありがとうございます……」

ロニエも頬を赤らめてそう返した。


少し居た堪れない空気となり、二人がぎこちなく会話をしていると


「……おはよう」


「おはようございます」

「おはよう」

キョウカが来た。


「ごめん……少し遅れた」


「ほんの少しですから大丈夫ですよ」


「……ありがとう」


キョウカの服装は彼女のスレンダーな見た目に合って格好よく仕上がっていた。


「キョウカも似合っているよ」


「……ありがとう」

キョウカは特に表情を変える事なく淡々とそう返した。


「それじゃあ行きましょうか」


僕らはロニエに付いて行くとそこには古風な武具店があった。


「ここは私が小さい頃からお世話になっているお店なんです」


扉を開けると

「いらっしゃい、っておお、嬢ちゃんじゃねえか」

そう発したのは上背があり顔に傷跡があって一見怖そうな見た目の男性だった。


「おじさん、お久しぶりです」


「勇者学院は良いか」


「はい、毎日とても楽しいです。お友達もちゃんと出来ましたし」


「そうか、それは良かった。そちらが嬢ちゃんの友達かい」


そうです、とロニエはニコニコとしている。


店主は僕らの方を向いて

「俺はヴァルムス、嬢ちゃんが世話になっているな」


「初めまして、イティラです」

「……キョウカです」


「イティラにキョウカな……よし覚えた。それで今日は何の御用で」


「実は入学前に買った剣がボロボロになってしまって」 

そう言って、バックから彼女の剣を取り出した。


「丈夫な良い素材を使って打たれた刀なのに、もうこんなになったのか。相当、無茶をしたんだな……」

驚きながら剣の状態を見ていく。


「よし、嬢ちゃんの今の太刀筋を掴んだ。持ってくるから待っていてくれ。

この前丁度良いのを仕入れたんだ」


「剣を見るだけで分かるのですか」


「もうこの道が長いからな、っとこれだこれ」

そう言って剣を持ってきた。


「今の嬢ちゃんにはこれが合っている」

─────────────────────────────────────


「イティラの剣も見せてみな」


僕が自分の剣を差し出すと


「これは……どこでこの剣を手に入れたんだ」


「これはお爺ちゃんから入学祝いとしてもらったんです」


「お爺ちゃんか。かなり凄い代物だぞこれは」


「そうなんですか」


「ああ、素材は扱いづらいものなのに完璧に仕上がっている、鍛治士の腕が良い証拠だ。けど、こんなに腕が立つ鍛治士なのにこの名前聞いたことがないんだよなあ」


「そんなに良いものなんて知りませんでした」

お爺ちゃんも入学祝いだ、としか言っていなかったし。今度帰ったら聞いてみよう。


「ああ、すごく貴重だ。大事にしろよ」


「はい」


ヴァルムスさんは怖そうな見かけによらずとても接しやすい人だった。

僕は何も買わなかったけれど色々と説明してもらった。


「おじさん、ありがとうございました」

「ありがとうございました」

「ありがとう……ございました」


「良いってことよ。鍛錬、頑張れよ」


はい、と言い僕らは武具店を後にした。


「次はどこに行こうか」

僕がそう聞くと


「えーと、ご飯にしましょうか。そろそろお腹が空いてしまって」

そう言って恥ずかしそうに笑った。


「……私も」

キョウカがお腹を押さえてそう言った。


「じゃあ、そうしようか」


「私、おすすめのお店があるんですよ」

そう言って彼女は僕らを連れて料理店へと足を進めた。

イティラの剣は凄かった。

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厨二病が治ったら、可愛くておっぱい大きくて可愛い君に出会えたってマジ?

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