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特訓とキョウカ

沢山の先輩達と勝負を終えて早数日、僕らはキョウカを混ぜて特訓をしていた。


「はああああ」

「………」


今はキョウカとロニエが剣を交えている。

キョウカは主席合格が冗談でないほど強い。今もロニエと互角に渡り合っている。


「『飛翔斬』」


何と言ってもキョウカは魔法技能が群を抜いている。


僕は剣を振りながら魔法を使用することが出来ない。

それはロニエやアレン、学院長も出来ない。


しかし、キョウカはそれを可能としていて更に一撃一撃が強い。

学院長曰く、魔法力が強いらしい。


キン、キンという音が訓練場に響くのがやみ決着が着いた。

結果はキョウカの勝利だ。


「くう、負けてしまいました」

直ぐにロニエが起き上がって言った。


「……初めて勝った」

普段あまり表情が変わらないキョウカが微笑んだように見えた。


「まだ魔導書で影を倒せていないのが差になっているのでしょうか……」


ロニエは影を倒せずにいたが、キョウカは数日前に倒した。


ロニエが影と戦う間、魔法の特訓をしていたからキョウカはロニエを追い抜いたのだと思う。


「……イティラ君……やろ」

もっと魔法を試したいのか珍しく積極的であった。


「分かった」


僕が訓練場の中央に歩いていくとキョウカは剣を構えだす。


「たくさん見て勉強させてもらいます」

反対にロニエは中央から離れていった。


「いくよ」

剣を構えてそういうと


「……うん。『鋭敏』」

『鋭敏』──彼女が魔導書で選んだ魔法で身体能力向上系だ。


「ほっ……やあ」

『鋭敏』によって上がった速さを僕は躱し反撃を仕掛ける。


そうしていると

「二の雪──撓雪斬」

流れるように連斬を仕掛けてきた。


僕はそれに対して

「三の塵──五月雨斬り」

連斬で反撃を仕掛けるが


バックステップで避けながら『飛翔斬』を飛ばしてくる。


僕は躱しながら雷轟で接近しようとするも

「『飛翔斬』……五連」


僕の移動先を読んで斬撃を飛ばしてくる。


「くっっ……いてて」

雷轟の推進力で止まることが出来ず直撃してしまった。


その隙に接近をして

「一の雪──白雪一文字」

居合い斬りを繰り出してきた。


「ぐうう」


胴に大きくもらってしまったが魂と肉体の結び付きを意識して

「三の塵──五月雨斬り、三連」


連斬はキョウカの剣を跳ね飛ばして彼女の身体を斬りつけた。


「ぐふ……うう」

キョウカは膝を突いて降参と言った。


「はあ、はあ」

胴や腕を大きく斬られてしまったダメージが大きかった。

息を乱しながら『超回復』を使用しているとキョウカが近づいてきた。


「私も回復して……くれないかな」

傷口を押さえながら近づいてくる。


「なんで二人ともこんなにギリギリまで戦っているんですか」


ロニエが少し怒りながら近づいてきてキョウカを支える。


「……ごめん」


先輩達と戦っていて気づいたのだが、

自分のギリギリまで戦うと魂と肉体の結び付きがほんの少しだけど強くなっているように感じる。


そして結び付きが強くなればなるほど無意識で動けるようになっている。

強くなるにはやはり結び付きが重要だと思う。


僕とキョウカの回復が終わり今日はお開きになった。

─────────────────────────────────────


玄関に向かうために廊下を歩いていると

「イティラ、いい所に」

学院長から声を掛けられた。


「何の御用でしょうか」


「私たちは席を外した方がよろしいでしょうか」

一緒にいたロニエがそう言った。


「いいや、その必要はない。大した要件じゃないしな」


「イティラ、明後日から2週間ぐらいオレの代わりを頼んだ」

翌日のの掃除当番を頼むかのように軽く頼まれたから


「はい、いいですよ」

安易に引き受けたが


「……………!?学院長の代わり」

事の重大さに気づき、僕はこの学院に来て一番大きな声で叫んだ。

無意識で動けるようになっている……裏を返すと?

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