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桃太郎の鬼に転生したら思ったよりも鬼がいい奴らな件について
はぁ。仕事疲れた。
誰か慰めてくれよなー...。
って言っても俺には親戚とか家族とか居ないしな...。
ラノベみたいに、異世界に転生出来ればいいのにな。
やっぱチートキャラとか憧れじゃんか！
ん？何だこれ？『桃太郎』？
そういえば小さい頃憧れたなー
でも俺なんかが桃太郎になれる訳ないし笑笑
今なれるんなら、倒されてもいいから残りの人生気楽に生きられる鬼かな、、
まぁ明日に備えて今日の所は寝るか。
『おーーい』
『おーーーい』
『おーーーーい』
「なんだよ！！さっきからうるさい、、、な？」
俺は開いた口が塞がらなかった...。
『ん？あのどーしたんですか？驚かしすぎたかな？』
だって、だって、目の前にお、お、鬼が
お、お、鬼が
「うわぁぁぁぁ！！！！」
ヤバイヤバイ逃げなきゃ
『待っ、待って何もしないから！』
嘘つけ！！
『本当だって！』
何を言って...ん？
俺今声出したっけ？
『あの僕鬼の神様なんです！』
「鬼の神様ー！？」
『あっはい、！さっきも心を読んで…』
俺は頭がおかしくなったのか？
『いっ、いえ。死にましたけど頭はおかしくなっていません！』
あーそうか、って俺しんだの！？
「待て俺は死んだのか！？」
『はい…俗に言う過労死と言うやつで』
「あー俺もそろそろ死ぬかと思ってたしなー」
自慢だけど俺頭良くて世界一優れた会社の社長なんだぜ。そのおかげで過労死もしたんだけどな笑笑
『気は済みましたか？』
「ん？ああまぁな」
『あの、あなた死ぬ前に鬼になりたいって思いましたよね？』
「そういえば…思ったな」
『じゃあその願い叶えて差し上げます！！』
「は！？」
