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おしまいのものがたり  作者: stのおっさん
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おしまいのものがたり

 光源が全く無い、何処かの一室、一台のモニターが自動で起動した。


 モニターの先には横たわる人影が一つ。身動ぎもせずに映像と音声を聞いている。


 それは、惑星ほしの物語の終わりを訃げる。


 全ては終わった。終わってしまった後だった。


 惑星ほしの息吹は、もう欠片すらも喪われてしまった。


 これは終わりの物語。


 独りの男の独白でもなければ、一人の少女の告白劇でもない。


 まして、男女の恋愛物語でもない。


 これは終わりの物語。


 新たな始まりは――未だ告げられてはいない。

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