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おしまいのものがたり  作者: stのおっさん
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ちょうど一月前、確か北海道の端の方。

詳しくは分からないけどその辺に一つの隕石が落ちた。


最初は調査に行った人間だったらしい。

取り込まれるように喰われた。


それから溢れるように増殖し、世界中に広がった。

僕らを捕食する、金属の様な、生物の様な、化け物。


「この辺、減りましたよね」


ふと、彼女が言う。


「そうだね、食べ物が減ったからじゃないかな」


僕はそう答えた。


生きてる人が減った、多分見つかる人間も減った。


だから、奴等も減った。


僕らが呑気に食料確保に勤しんでいられるのも、その事が大きい。


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