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そこからさらに、



「なぜここに?貴方には高天ヶ原の統括をお願いしたはずですが。」


転校生くんこそなぜここに?

後つけてたの?

ストーカーかな?


「なんでと言われても、飽きたからだよ。」


なんで喧嘩腰なわけよこの2人は。

怖いよ。

氷華なんかちょっと飽きてるよ。

蝶々追いかけてる。可愛い。和む。


「飽きたからってやめていいわけないでしょう、なんでそんなに勝手なんですか。バカなんですか。なんなんですか。」

「はぁ⁉︎誰がバカだよ、バカって言った奴がバカなんだよ堅物ボケェ‼︎」


なんか転校生くん、子供っぽい雰囲気だな。

なんか意外かも。


「私が堅物なのではなく貴方が勝手すぎるんですよ!御狛さん、なに笑ってるんですか。怒りますよ。」

「もうほとんど怒ってるじゃん…。」


「それより銀さぁ、こんなところに宮を行かせるってどーゆー事だよ。なんの為にお前が来てんだよ。」


なんで転校生くんはめんどくさそうな顔してんの?

ここって来ちゃダメだった?

「なんかゴメンね、こんなとこに来ちゃって。」

「いえ、御狛さんの所為ではないのです。私の監督不行き届きですので。」

申し訳ないなぁ。どうしよう、、、なんかしよう、後で。


「で、なぁーんでこんなとこにいるわけ?」

「あぁ、それなら、氷華がここに来たいって言って聞かなかったから連れて来たんだけど、まずかった?」


少し考える素振りを見せてから、

「いや、それならまぁ構わない。」


なんかちょっと安心した。


「ただまぁ、なんまこーゆーところには近づかない方がいい。今後気を付けな。」

「あ、はい。」


そうだよな。人気のないところは怪物出てくるもんな。怖いもんな。


あれ?怪物?なんて出てくるっけ?


「ところでお前さん」

俺?のことだろうか?

「そうそう、お前だよ。で、どこまで聞いた?」

「聞いたってなにを?」

眉間にちょっとしわ寄って来ちゃったんだけど怖いんだけどなになになになに。


「おい銀テメェ、まさかまだ何も話してないわけじゃねぇだろうなぁおい。」


まってまた喧嘩っぽい雰囲気出て来たよ。


「こちらにも事情があるので、これからお話するところですよ。」


「俺にはネチネチ言ってきやがるくせによ、仕事が遅いんじゃないのかぁーい?」


なんでそんなに挑発めいてるわけよ、

もっとさ、こう、穏便に済まないのかな?

この2人の会話って。


それより気づいてないのか?

「あのー、なんでもいいですけど、その、後ろ。」

「「後ろ??」」


あ、やっぱり気づいてなかったんだ。


三つ目の鬼。

「なんだてめぇ。何しに来やがった。」

「こちらは三人、いくら貴方とて無傷ではいられないでしょう。」


急に雰囲気変わったな、なんでだろ。

鬼だからかな?

てか戦うの?

、、、、、三人って俺もかな?


「今日は別に喧嘩しに来たわけじゃあねぇよぉ。ちょっくら様子見に来ただけだぁ。まぁ、おめえらがやるってんなら、付き合わんでもないぜぇ。」


なんか、強そうだけどほんとに戦う気はないみたいだね。よかったー。俺頭数になってたらどうしようかと思ってた。


「本日はこちらにも備えがありませんので、そちらに戦う意志がないならこちらも手出しはしません。それでいいですね?ツクヨミさん。」


「あぁ、構わない。」


なんかこのツクヨミって人、よくわかんない人だわ。


「まぁ、今日は挨拶って事でぇ、そこのあんちゃん。」


「俺?」


「そおそお。これからよろしくなぁ。」


「え、あ、はい。」


「そんじゃあオレァ帰る。」


よろしく?なにを?




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