6.休息
異変の間には日常を入れたいと思います
「そういえばアンタは何で赤い霧なんか出したの?」
「…暇だったからな。 遊びみたいなもんだよ」
「あっそ…」
そう答えるレミリアさん
本当の目的はフランちゃんが外に出やすいようにするためだけどね
「それにしても、紅茶しかないの? お茶がいいんだけど?」
どうやら霊夢さんはお茶が好きなようだ
「では僕が取って来ますので」
いろいろ考えたいこともあるし
一人になる時間は必要だね
「すみません優様、ありがとうございます」
「いえいえ」
お茶を取りに行くために立ち上がる
「ふぅ… 今日は疲れたなぁ」
初めての実戦が2回もあったのはきつかった
お母さんとは何回かやったけど、結局は練習みたいな物だったしね
「それにしても… 今日のあれは何だったのだろう?」
体が勝手に動いた
自分の意識とは別で
「ん~… なんだろうなぁ…」
あれが僕の本当の力?
そんな訳無いか
「僕にそんな力があるはずない」
あったらとっくの前から使ってるし
「気にしないでいっか。 さっさとお茶持って行こう」
特に気にしないことにした
後で大変な事にって言う事は無いからね?
優のあの傷の回復の早さ…
人間ではあり得ない早さでしたね
やはり人間の血の他に何かの血が入っているんでしょうか
「それより美鈴。 貴方門番の仕事は?」
「今日くらいお茶会に参加させてくださいよぉ~…」
今日は侵入者も来て大変だったんですから
「貴方、今日働いていたのかしら?」
…はい
一回も弾幕ごっこすらやっていません
全部優がやってくれました
「分かりましたよ。 門番してきます…」
うぅ~… 楽しそうなのになぁ
「はぁ… 今日は許してあげるわよ」
「えっ? いいんですか?」
「たまにはいいわよ。 ただし、明日からはしっかりと門番をすること」
そういいながら妖精メイドに指示を出す咲夜さん
もしかしたらお茶会に参加するの初めてかも…
「お茶持ってきましたよ」
程よく考える時間を取れてよかった
霊夢さんには感謝だね
「ありがと」
「どういたしまして」
霊夢さんにお茶を渡す
一応2、3杯分くらい持ってきたけど…
足りるかな?
「お兄ちゃん。 あの手に巻きつけた砂はなんだったの?」
「ん? 普通に砂を圧縮して尖らしただけだよ」
いや、かっこいいじゃん
傘を使ってやるあれみたいな感じで
「それじゃ、最後の反応の速さは?」
「えぇ~っと… 分からないんだよね」
「え~? うそでしょ?」
いえ、マジです
僕だって何でかずっと考えてるんだし
「でも、そのおかげでお兄ちゃんが死ななかったしいいや!!」
そう笑顔で答えるフランちゃん
まぁ、生きていればいいですけど
間違っていたら死んでたからね
「ほんと、怖かったんですからね。 次からは気をつけてくださいよ?」
「心配かけてごめんね」
でも僕以外だったらもっとひどい目に…
…霊夢さんなら行けそうだ
というより、油断しなければ全員死ぬことはなさそう
「もしかして僕、疲れ損?」
「私がやってもよかったんだけどな」
「魔理沙さんは僕の能力が聞いてたから無理ですよ」
こっちを不満そうに見る魔理沙さん
いや、仕方ないじゃないですか
「むぅ… まぁそれは良いとしてその… なんだ? さん付けはやめてくれないか?」
「私もやめて頂戴。ついでに敬語も。そんなに年も変わらないでしょ?」
「そう言うんでしたら… わかりました。 魔理沙、霊夢」
うん
言いにくいけどなれるしか無いね
それより、霊夢も魔理沙もお菓子食べすぎだよ
日を空けると文がおかしくなってしまう…




