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東方優人怪  作者: 鈴零
紅霧異変
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4.襲来

どこかで設定が矛盾しそうな気がしてきた


「なるほどなぁ~。 そんな能力だったのか」


「そうなんですよ。 分かってもらえましたか?」


「おぉ。大体な」


まぁ、何ともめんどくさい能力だ

制限のせいで今回は負けちまったし

次はしっかりと対策を練らないとな


「そういえば、他に侵入してきてる人っているんですか?」


「ん? あぁ、もう一人侵入者がいるぜ」


「え? 居たんですか? まぁ、レミリアさんには勝てないでしょ」


「どうかな。 あいつは強いからな」


「レミリアさんにも勝てる… っとなると結構の実力のある妖怪になるのかな?」


「いや。人間だぜ」


そう答えると優は驚いた顔を見せる

そりゃそうだろうな

人間が吸血鬼に勝てると思わないだろう


「いったい誰なんですか? その人は」


「博麗の巫女、博麗霊夢だよ」


そう答えると中国が反応した


「あそこの巫女ですか? 仕事をしないイメージがあったんですけどね…」


「最低限の仕事はするらしいぜ? まぁ、異変がある時だけだけどな」


「それじゃ、何で魔理沙さんはついてきたんですか?」


「ん? ただ単に面白そうだったからついて来たんだぜ」


そう

霊夢について来たのは面白そうだったからなのだ

他に理由なんてない


「ふぅ~ん。 それで勝てる理由は?」


「あいつは化け物染みてるからな。 それに負けるとは思えないぜ」


あいつが負けるとは思わないけどめんどくさがりそうだけどな…






魔理沙さんが言った博麗霊夢さん

どうやらレミリアさんにも勝てる実力を持っているらしい

僕が敵うか分からないけど取りあえずレミリアさんの所に行かないと

そう考えていたら物凄い爆音が聞こえてきた


「もう始まっていたのか… それだったら間にもは入れないし歩いて行こうか」


間に入ったら僕がやられちゃうからね

そんなのはお断りだよ


「いいのか? 霊夢の奴お前の所の吸血鬼に勝っちまうぞ?」


「んー… その時はその時でいいでしょ」


でも負けた後のレミリアさん…ね

八つ当たりの相手にならないようにしないとね






「それにしてもお前ら親子似てないな」


そう言ってきた魔理沙さん


「それはそうですよ。 私と優は本当の親子じゃ無いので」


そういうと納得したような顔をした


「門番なのに寝ているお前の子供があんなに真面目になる訳無いもんな」


…私そんなに寝てませんよ?

いや、丁度見た時偶然私が寝ているだけですよ

きっと


「まぁ、10年程前に偶然私が見つけたんですよ。 まったく、ひどい事をする人がいますね」


本当にひどいと思う

自分の子供を捨てるだなんて…


「確かにひどいな… っとなると優は人間なのか?妖怪なのか?」


「優は人間だと思いますよ。 妖気を感じませんし」


人間であるからなぜ捨てられていたのか疑問なのである

捨てる理由など無いと言うのに…


「あいつ人間なのか? それにしては動きが良くないか?」


「小さい頃から私が鍛錬してましたからね。 体術だけなら幻想郷でも上位に入りますよ」


「だけど人間なんだよな?」


「人間だと思うんですがね…」


度々本当に人間なのかは疑問に思う

あの動きは妖怪並の動きなのだから


「まぁいい。 今度戦う時には気をつけないといけないからな」


「優に怪我させたら私が殴りますからね?」


少し怒りを含めながら言う


「殴るのは勘弁だ。 だけど優とはまた弾幕ごっこをさせてもらうぜ」


「…はぁ。 程ほどにお願いします」


優にはいい経験になるだろうし少し位許すことにしますか


「そろそろレミリアさんの所につくよ~」


優の声を聞き前を向く

…確かにお嬢様の所までもう少しですね

何か起こりそうな気もしますが…

まぁ、杞憂でしょう


「ん~… 爆音は無くなったみたいですね…」


「もう決着がついたのか。 どっちが勝ったのか楽しみだぜ」


そう言って走りだす魔理沙さん

私も早くいきましょうか











「あれ…? レミリアさんがボロボロだ…」


爆音が鳴っていた場所まで来ると少しボロボロのレミリアさんともう一人あまり汚れていない巫女さんが居た

あの巫女服の人が博麗霊夢さんなのかな?

この様子だと… レミリアさんが負けたのかな?


「ん? 優と美鈴か。 それとお前は…誰だ?」


「私か? 私は霧雨魔理沙だぜ。」


「ふむ。魔理沙か。 私はレミリア・スカーレット。 ここの館の主だ」


そう答えるレミリアさん

それはおいといて…


「その姿を見ると… レミリアさん負けたんですね」


「あぁ。 負けてしまったよ」


自虐を込めながら笑うレミリアさん

霊夢さんってそんなに強いのか…


「アンタたち誰?」


「あ、僕は紅優と言います」


「紅美鈴と申します」


「あっそ… 私は博麗霊夢よ。 霊夢でいいわ」


そう気だるそうに答える霊夢さん

いや、貴方から聞いて来たんでしょ…


「それはそうと、早くこの赤い霧を消して頂戴。 私は異変解決に来たんだから」


「あぁ、分かっている。 負けてしまったから仕方ない」


そう答えレミリアさんが館に入っていく

寒いのが無くなるのはとても嬉しいけど…

フランちゃんの事を考えるとね


「ん~… 疲れた。 優~異変解決の宴会、宜しく頼むわよ」


「へっ? 何で僕に言うのですか?」


「アンタが一番しっかりしてそうだからよ。 それ以外何も無いわ」


いや、そんな事言われても僕にそんな権限無いんですが…

そう考えていると背後から声が聞こえた


「分かりました。 こちらで手配しておきます。 場所はどこに致しますか?」


「博麗神社でいいわよ」


「了解いたしました」


さっそと現れた咲夜さんのおかげで宴会の予定は決まったみたい

…相変わらず咲夜さんは神出鬼没だな~


「おっ? 霧が晴れてきたぜ」


そう魔理沙さんの言葉で辺りを見回すと赤い霧が少しずつ晴れていくのが分かる

完全に晴れるまでもう少しかかるかな


「わぁ~! 沢山人がいる!」


この声は…


「お嬢…さ…ま?」


お母さんの震える声

これは…危険だね


「誰だお前は?」


「私? 私はフラン! フランドール・スカーレットよ!」


「フランな。 私は霧雨魔理沙だ。」


「魔理沙ね。 それじゃ、殺しちゃうね?」


その言葉を聞く前に僕は動いた

フランちゃんが動く前に僕は魔理沙さんを抱きかかえてその場所から飛びのいた


「へっ?」


「優、邪魔しないでよ~」


「いや~ 目の前で人の命の危機が訪れたら動いちゃいますよ」


フランちゃんは魔理沙さんを殺そうとしたのだ

悪意はまったく無いから困るんだよね


「いったいどういう事なんだよ!」


「ん~… 簡単に言うとフランちゃんは精神が安定しないんだよね」


「それで息をするように人を殺すの?」


「まぁ、能力のせいもあるんだけどね」


フランちゃんの

【ありとあらゆるものを破壊する程度の能力】

のせいで余計に危ないんだよね


「つまんない~! それじゃ優が遊んでよ!」


----僕、命を粗末に扱いたくないんですけど…

でも僕以外だとフランちゃんの能力的に危ないんだよね


「…分かったよ。 僕が遊んであげるよ」


「その前に私を下ろしてくれないか?」


ずっと腕の中に居た魔理沙さんが訴えてきた

下ろすの忘れちゃってた


「よっと… 気をつけてくださいね」


「分かってるって。 次はしっかりと弾幕ごっこで遊ぶから」


…まぁ、大丈夫だろう

それはともかく僕も気合入れないと大変な事になるね


「それじゃ、霧が晴れるまでだからね!」


「わかったよ!」


さてさて、命がけの遊びの始まりだ!


次はフランちゃん戦


考えてすぐ書くせいで話のつながりがががが

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