12.泥棒
一応カップリングの意見は次の異変くらいまでまってます
「よいしょっと…」
フランちゃんとの弾幕ごっこが終わった後僕は花の手入れをしていた
お母さんの仕事が少しでも減るようにね
「花って言ったら幽香さんだよなぁ」
先日会った花の世話をしている妖怪、風見幽香さん
何故か気に入られてる見たいだからまたあそこには行かないとね
「これで終わりっと… お母さんの様子でも見に行こうっと」
次のお手伝いをする前にお母さんが起きてるか確認しないとね
また咲夜さんに刺されちゃうし
「どうしたんですか優?」
「しっかりとお母さんが起きてるか見に来たんだよ」
意外にもお母さんは起きていて武術の鍛錬をしていた
まぁ、おきてるのが普通なんだけどね
「最近はしっかりと起きてますよ」
少し苦笑いをしながら答えるお母さん
確かに最近は魔理沙が本を盗みにくるからね
起きてないと大変なことになっちゃうよ
「それじゃ僕はまだお手伝いがあるからまた後でね」
「はい。 頑張ってくださいね」
「お母さんもしっかりね~」
次のお手伝いは大図書館の整理
前に手伝ったことがあるから僕でも大丈夫なはず!!
「パチェリーさん。 お手伝いに来ました」
「あ、優さん。 わざわざありがとうございます」
「こんにちは小悪魔さん」
パチェリーさんの代わりに答えてくれたのはこの大図書館の司書の小悪魔さん
この大図書館の本を管理してるんだって
パチェリーさんと一緒にだけど
で当の本人は本に集中してる見たい
「こんにちは。 それでお手伝いに来てくれたんですね?」
「はい。 何かすることありますか?」
「そうですね… それじゃ少し掃除してくれませんか?」
「わかりました」
なるべく埃がたたないように掃除をする
パチェリーさんが喘息だから埃が舞うと駄目なんだよね
気をつけないとね!!
掃除をしていると遠くから音が聞こえる
「今日もまた来たのね…」
「困りましたね…」
この音の原因はおそらく魔理沙だろう
多分今頃お母さんは負けてるんだろうなぁ…
「邪魔するぜ!! 本を借りに来たんだぜ」
来るの早いよ
それとお母さん負けるの早いよ
「まったく… 泥棒は帰ってくれるかしら?」
「泥棒じゃ無いぜ。 私は本を借りに来たんだからな!!」
「アンタ返さないじゃない」
「一生借りてるだけだぜ」
それを泥棒って言うんだよ、魔理沙
「あんまり暴れたくないんだけどね…」
「お? やるのか?」
パチェリーさんはあまり乗り気じゃ無いみたい
運動あんまり得意じゃ無いからね
「パチェリーさん、僕が行きますよ」
「あら? 大丈夫なの?」
「勝てる、まではいけないかもしれませんが弱らせるくらい出来るでしょ」
相手の体力を削れれば十分なはず
魔理沙は大技が多いからね
「何だ? 優が相手してくれるのか?」
「うん。 だけど僕は全力で泥棒退治するからね」
「いいぜ、かかって来な!!」
もちろん弾幕ごっこなんてする気全然無いけどね
今日も今日とて魔道書を借りるために来たんだが…
今日の相手は優か
さすがに気をつけないとな
「魔理沙、本を盗まずに帰ってくれない?」
「何度も言うが私は盗むんじゃなくて借りてるんだぜ」
そう答えると優はため息を吐いた
「それじゃ容赦しないよ」
「いいぜ。 かかってきな!!」
「----名前 どろけい ルール 捕まったら駄目」
あの能力か
てことは今回も弾幕ごっこをする気が無いのか
「私が何度もかかると思うなよ!!」
星の弾幕を撃つ
優はそれを簡単に避ける
…あいつ回避能力高くないか?
「勝利条件 自分 捕まえる 相手逃げ切る 制限 空を飛べない」
そんなことをしてるうちにいい終わりやがった
また飛べなくなっちまったのか
「さっ、捕まえるよ」
身体能力だったら優の方が有利
攻撃あるのみだぜ
前の失敗は忘れてないぜ
「簡単に捕まるかよ!! 魔符『スターダストレヴァリエ』」
さっさとスペルカードを使って倒しに行く
「スペルカード使わないでよ。 僕弱いんだから」
何が弱いだよ
十分強いっつーの!!
「ま、いっか。 僕も使えばいいだけだし。 影遊『シャドーバインド』」
針のように細い弾幕が迫ってくる
私は後ろに下がることでそれを避ける
「なんだ? スペルカードの割りには何もないじゃないか?」
「大丈夫だよ。 もう効果も出てるし」
そういって近づいてくる優
何だ?
不気味だ
少し下がろう
「っ!? 体が動かないぜ!!」
何でだ!?
これがあいつのスペルカードなのか?
「どんな物であろうとも影とは離れられないんだよね。 だから影を縫い付けたの」
影?
私は自分の影を見た
そしたら私の影にはさっきの弾幕が刺さっていた
「なるほどね… そういう効果だったのか」
「そういうこと。 こうしたら動けないでしょ?」
「分かったからこれ抜いてくれないか?」
「捕まってからね」
また負けてしまった
むむむ…
これは悔しいな
「それじゃ言うこと聞いてもらうよ。 パチェリーさんどうします?」
「そうね… それじゃ、今まで盗んできた本を返してもらいましょうかね」
「なっ!? まだ全部読めてないんだぜ!!」
「そんなの知らないわよ」
「そう言うこと。 それじゃ魔理沙、今から家に帰って盗んだ本を返しに来てね」
「わ、私一人じゃ持ってこれないんだぜ」
「それじゃ僕が手伝うよ。 パチェリーさんいいですか?」
「それで本が帰ってくるならいいわよ。 行ってきなさい」
「はい」
まったく、今日は厄日だぜ
「本を借りたいなら借りたいっていったらいいじゃん」
「あいつが素直に貸すとは思わないんだぜ」
「ちゃんと返すんだったらかしてくれるよ。 今度僕も言ってあげるよ」
「本当かぁ? それで借りれるんだったらいいぜ」
今居るのは魔理沙が住んでいる魔法の森
今回も運良く勝てた僕はパチェリーさんに言われて魔理沙の本を取り返すことに
ほんと、正面から借りたらいいのに
そんなに借りを作るのが嫌なのかな?
「あら、魔理沙。 何をしてるのかしら?」
声の方に視線を向けると金髪の少女がいた
「あぁ、アリス。 ちょっとな」
「? それはそうと貴方は?」
「僕は紅 優って言います。 今は魔理沙が盗んだ本を取り返しに来てます」
「そう。 私はアリス・マーガトロイドよ。 そこの泥棒と同じ魔法使いよ」
「私は泥棒じゃないんだぜ」
「あら? 私の魔道書を盗んでいったのに?」
「…魔理沙。 ついでにアリスさんから盗んだ本を返して」
「むむむ… 仕方ないぜ。 今回だけだぞ」
「これからは盗まないように。 しっかり借りてね」
少し気晴らしに散歩していたらラッキーなことが起きた
いつも人の魔道書を盗む魔理沙から魔道書を返してもらえるのだから
「しかしこれはこれで奇妙ね…」
「どうしたのアリスさん?」
「いえ、特に何も無いわよ」
この優という人物は良いかも知れない
何せ魔理沙から魔道書を返させるほどだからだ
「それにしても魔理沙。よく魔道書を返そうと思ったわね」
「優の能力のせいだぜ。 私は返す気はまったく無いんだぜ」
彼の能力のせい?
一体どういうことなの?
「僕の能力で勝負すると負けた方は勝った方の言うことを聞かなくちゃいけないんだ」
「…何そのせこい能力?」
「いや、負けちゃうと自分が食らっちゃうからせこくは無いよ」
ふむ
しかしこの能力は使えるわね
また魔道書が盗まれた時は優に頼もうかしら
「また魔理沙が盗んだりしたら言ってね。 僕も手伝うから」
「ありがと。 助かるわ」
「むむむ… 優それはやめて欲しいんだぜ」
泥棒が何を言うのかしら
アリス登場
この作品は全体的にみんな優しいです




