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詩と歌

won't to need

作者: 日浦海里

決まった時間に目が覚める

聞こえないはずの目覚ましの音

体内時計の不思議


待ち望んでいた日は早起きなのに

そうじゃない日は起きてこない

そんな子たちもいるけれど


待ち望んでるわけじゃないけれど

そうしなければならないから起きる

いつかはそれが当たり前になる


窓を開けて外を見る

晴れ渡っていれば

気分も少しは晴れる不思議


気合を入れたいわけじゃないのに

顔を洗うと気持ちが切り替わる

そうでない子たちもいるけれど


待ち望まれてるわけじゃないけれど

そうしなければならないから繕う

いつかはそれが当たり前になる


ご飯を作って

起こして食べさせて

洗濯回して

送り出して

掃除をしながら

洗濯干して

終われば自分の準備して


独りだから落ち着けるのは

日々があっという間に過ぎるから


独りがいいと思ってるけど

きっと独りは寂しいと思う


繰り返される慌ただしい日々

何もしない時間が欲しくて

手に入ると退屈な不思議


機械になりたいわけじゃないのに

変化があると戸惑ってしまう

嬉しいことだってあるけれど


待ち望んでるわけじゃないけれど

自分で望んで繰り返している

いつか変わるなんてことを夢見て



繰り返す

日々の作業と

空元気

炊事洗濯

買物掃除

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― 新着の感想 ―
[良い点]  当たり前の中に少しずつ、切り替えるための何かを組み込んで。  大きく変わると戸惑うけれど、ずっと同じもどうかと思うのでしょうね。 [気になる点]  しゅふではないのでしょうけど(笑)。 …
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