ある日の話
あんなにも太陽が照らし出ていた夏が終わり
風がいつになく冷たく感じる。そうか秋がきたのかと感じさせられた
11月 高校に入学し早7ヶ月。
工業高校という男子ばかりいる高校に私は自分の将来のために入学した。
クラスの女子は私を含め7人しかいない。
入学当初は、喧嘩ばっかでまとまらなかった私たちもつい分と丸くなった。
部活はテニス部。女子は2人しかいなくて、もう一人は同じクラスの子で優香という。
最初は喧嘩ばっかの最悪だったがいろいろあって今では仲が一番いいと私は思ってる。
部活ばっかで青春なんてことをする暇もなく、毎日が過ぎていくと思ってた
そんなある日同じ部活の優香が彼氏を作った
急に連絡が来て
「私彼氏できました」
なんて顔文字をつけたメールが届いた。なんとなく告白するという話は前々から聞いていたから
そうなのかというよりなんだか嬉しかった。
「おめでとう」
と返したらものの数分で返信が届いた
相変わらず返信が早いなぁと思いながらメールを確認すると
「零も彼氏作んなよ、清水先輩とかきっと頑張ったら・・・。」
その名前を聞いたとき少しだけ、ほんの少しだけドキっとした。
清水先輩。同じ高校の同じ部活の先輩
部活では部長で、すごくテニスをしているところはかっこいい。
私の憧れ。見てるだけで私は十分だった
「いやいや、無理だよ。」
そう私は「憧れ」。「恋」ではない
「零は頑張り屋だし、いけるよ!!絶対に
清水先輩はきちんと頑張ってるところ見てくれてるよ」
やめて。憧れなの、恋愛じゃないの。
ただ私は見てるだけで十分なの




