自然の摂理に逆らわなかったけど
おはようございます!
昨日は木枯らし一番が吹いたらしいですね
一昨日は夜に奈良の高原で野外ライヴ
昨日も奈良の明日香村で野外ライヴ
寒いのなんの!
なんとか乗り切れました
しかし、この後11月と12月に各一回野外ライヴがあるのです
こりゃ覚悟しないといけない・・・
皆様も体調管理はくれぐれも大切に!
今週もよろしくお願いいたします
10月末のある日、いつのまにかアゲハ蝶が我が家のベランダの鉢植えの山椒の木にやってきて3個の卵を産んでいったようです
と書かせていただきました
そのすぐ後に気温が急降下していったのです
10月末って例年はもう少し暖かかったような気がするのですが、その概念を吹き飛ばすぐらい気温が下がりました
この時期に産卵されたアゲハ蝶の幼虫は蛹のまま年を越して、来春になると羽化するということは聞いていました
だから、この3個の卵もそうなるはず・・・
ところがあまりに寒い・・・蛹になるまで大丈夫か?という不安もありました
数日後、薄緑の半透明の卵の中が黒くなってきました
寒いけど孵化するんや・・・と思っていたら・・・
1匹の毛の生えた黒い1ミリあるかないかの幼虫が山椒の葉の上にいました
孵化したんやね
そしてその翌日にもう1匹の幼虫も葉の上の卵の抜け殻の傍にいました
ほんと小さい
幼虫は青虫と呼ばれる緑色になるには4回脱皮しないといけないのですね
それまではまるで鳥の糞のような色なのです
しかし。最後の1個の卵は孵化することはありませんでした
寒いからなぁ
これ、しかし寒すぎて成長するのやろうか?
と思っていたのです
でもねぇ・・・部屋の中へ入れて幼虫が勘違いしてすくすく成長して羽化してしまったら、食料となる花が咲いてないからね
寒空に空腹の状態になっちゃう
これはこれで駄目だわ
自然の摂理に反することを人間の手でしてはいけない
もし、そうするなら最低でも温室でも用意して、その中で花を育てなくちゃいけない
それが責任と言うものですからね
それはできない・・・
それで2階のベランダに置いたままにしていました
しかしながら、数日でこの2匹の幼虫は動かなくなり息絶えてしまいました
寒すぎたか・・・
悩んで自然の摂理に逆らうことはしなかったのですが、尊い命だったのに可哀想なことをしました
今年3回目のアゲハ蝶の産卵だったのです
卵から蛹になるまで1カ月ぐらいかかります
年越しさせてあげたかった
ごめんなさいね
昨日は木枯らし一番が吹いたようです
これは寒すぎるわ
来年暖かくなったら、またアゲハ蝶が来て産卵してくれるように準備しておきます
順調に成長してほしいし、羽化する瞬間もみたいのです




