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第27話 『アリシア、禁呪を発動!だが服が──!?』

「……ここはもう、“魔力制御”で抑えられるレベルじゃないわね」


地下の粘液湖の中心で、スライム女王とその分裂体たちがのたうち、

空間そのものが淫靡に染まりつつある中──


アリシア・ルーンフィールドの杖が、ゆっくりと宙を描いた。


 


「《開門:ルーン・オブ・エラディア》──“力”を解放するわ」


 


流星が振り向く。


「お、おい待て、アリシア! それ、かなり体に負荷かかるって前──」


「大丈夫よ。下着まで吹っ飛ばなければ」


「それ全然大丈夫じゃねぇ!!」


 


◆ ◆ ◆


 


アリシアが魔法陣を3層重ね、膨大な魔力を一気に集中させる。


「来なさい、女王スライム……

王立魔術学院主席の力、見せてあげる」


 


スライムの群れが襲いかかる!


「“ルーン火環結界・連鎖起爆式”──ッ!!」


 


放たれたのは、連続爆裂魔法。

火環が回転しながら敵を飲み込み、粘液を灼き尽くしていく!


 


「ひぃぃぃぃい! 暑い! 熱い! だがこれは正義の炎だッ!!」


流星が“スカートのひらつき”から目を逸らしつつ剣を構える中──


 


「──しまった、結界、張り直しミス……!」


 


ゴオッと空気が裂ける。


暴走しかけた魔力の一部が、アリシアの身体に逆流!


 


「キャッ……!!」


爆風が走り、

彼女の纏っていたローブが、ふわっと空中へ舞い上がる。


 


布の切れ端、靴、そして──


スカートの奥の奥、ピンク色の“アレ”が一瞬だけ、煌めいた。


 


「うあああああああああああああ!!!???」


流星は反射的に目を逸らした──が、遅かった。


脳内スキャンは完了していた。


 


「見たなァァァァ!!!!!」


「目は逸らした! 逸らしたけどもう、遅かったんだよォォォ!!!」


 


スライム「……(ひどい会話だ)」


 


◆ ◆ ◆


 


しかしその瞬間、

暴走魔力の放出により、女王スライム本体の一部に空白ができた!


「──今しかねぇ!!」


 


流星はその一瞬の隙を見逃さなかった。


跳躍、回転、剣閃!


 


「“風俗の未来”のためにッ!!」


 


ズバァァァァァァアッ!!


 


スライムの身体を斬り裂く一閃が走り、

女王の本体核を一部削ぎ落とす!


 


女王「ぐぬぅぅう……!? 人間のくせに、なぜそこまで……!」


 


「癒しをなめんなああああああ!!」


流星の叫びが地下に響き渡った。


 


◆ ◆ ◆


 


戦況は優位へと傾いた。

リリアは回復を終え、ミレーユは奥の結界を分析中。


 


そしてアリシアは──


爆風で崩れたローブをかき集めながら、

耳まで真っ赤にしていた。


 


「……見たわね、完全に」


「見てない! 本能が勝手にインプットしただけだ!!」


「どちらにしても、あとで“魔法的懲罰”は受けてもらうから」


「なんでこんな戦い方しかできないの俺たちィィィ!!!」

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