今日も俺は、悪魔な君に理想を突き付ける

佐久間信道、彼女いない歴＝年齢の高校一年生。
冴えない日々に絶望していた彼に、友人が渡してきた怪しい魔術書。半信半疑で悪魔召喚の儀式を試すと、超絶美少女な悪魔が現れた！ あまりの可愛さに、信道はつい「俺の理想の彼女になってください！」とお願いしてしまう。
悪魔は呆れつつ1日彼女を演じるが、願いの代償として「魂」を要求！ 慌てた信道は叫ぶ。「俺の願いは“理想”の彼女！ まだ君は全然理想じゃない！」
こうして、魂を守るため“理想”を突きつけ続ける信道と、その“理想”を叶えようとする悪魔娘のドタバタな日々が始まった！
「俺の理想は愛称で呼び合うこと！」
「一緒に休日デートが理想！」
「手料理の上手な子が理想だ！」
「お、おはようのキスで目覚める理想の朝ッ！」
『貴様ッ！ 理想が高すぎるぞッ！』
これは、魂を奪われないよう理想を突きつけ続ける男子高校生と、その理想を叶えようと奮闘する悪魔娘の壮絶な日々の物語である。

※本作はカクヨムにも投稿しています。