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駐輪場で
短く書いていきまーす
俺、多田 翔利は、関東第七学園の駐輪場にいた。
「お前みたいな雑魚がこの学校にへばりついてんじゃねぇよ!」
こういうのは初めてじゃない。今までも何度か経験した事があった。
「へばりついてないんだが」
「学力だけの雑魚が何言ってんだ。だったら能力出してみろよ」
「っ!、、、、」
「ほら、この学校は能力が第一なんだ。お前みたいな無能力者は出てけ!」
そう、あいつらの言う通り、俺は能力が使えない。持っていないのだ。
「ストレス晴らしに、付き合ってる暇はないから。じゃあ」
「調子こいたことほざいてんじゃねぇ!」
リーダーっぽい奴が、取り巻きの二人を連れて、近づいてくる。能力者三人相手は、むずくない?
「おいおい、お前ビビってんじゃねぇの?俺らに」
「ははっ、冗談だろ」
いや割とマジで、負けるわけないし。
「そうかよ、だったらやらせてもらうぜ」
「おー、やったれー」
「潰せー」
リーダーっぽい一人が、前に歩み出てくる。
「雑魚には俺一人で、十分だ」
「お前一人?余裕だな」
「あたり前だろ」
「でもさー無能力者の俺がまともな戦い方すると思う?」
特になし〜