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OSSAN詩集

OSSAN-酒に恋するお年頃

作者: remono

私はおっさん酒に恋するお年頃


今恋しているのは肉食男子(ビーフィーター)ロンドン生まれのドライジン


同じ島ならスコッチもあの快速船(クリッパー)名前はなんて言ったかしら

もう一度乗ってみたいのよ


アメリカのコーン男子は好みじゃないわダニエル坊やは例外だけど


日本男子なら芋臭いのがいいわねちょっとコスパが悪いけど


甲類まではおちたくないわ理想は高くありたいの

……本当は酔えれば何でもいいんだけれど


でも炭酸水があればどんなウイスキーだって飲んでみせるわそう私は酒に奔放な男なの


もっともっと浴びせかけて!

もっともっとちょうだいよ!

足りない足りない足りないわ

心が心が乾いているの!


けれどもみんな昔の話いまはほとんど飲めないの


それを思うと絶望よ夢から覚めたみたいじゃない


……


目を開けると詩神達(ムーサイ)は去り


あとには孤独なおっさんがパソコンの前に一人


頭を振ると酒神(ディオニュソス)の笑い声


飲んでないのに不思議なことだ


うすぼんやりとした頭で思うことは


できることなら男神(ディオニュソス)よりも


女神達(ムーサイ)のほうがいいなぁ、と


はてさて一体この詩は


どちらの神のいたずらか

蒸留酒ばっかりで申し訳ない

甘いお酒はコップ洗うのめんどうなもので


あと貧相な酒歴で申し訳ない


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― 新着の感想 ―
[一言] はじめまして。 酒ネタというのが嬉しくて失礼ながらついコメントを書いてしまいました。 スコッチの銘柄は、カティ・サークですかね? もしよかったら、また酒ネタ書いてください。楽しみにしてい…
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