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日常トリム  作者: つぶやきこごえ&九月十夜
十月
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ハロウィン(19)

 初めから何も心配はいらなかったのだ。私の努力は、ちゃんと誰かが意味を与えてくれる。それがわかっただけで、今までの努力もそしてこれからの努力も、決して無駄にはならないだろう。

「頑張ってて、良かった……」

万感の思いを込めてそう呟くと、

「よかった」

と、ハワードも一緒になって顔を綻ばせた。

「というか、これのためだけに待ってたの?」

安堵しているハワードに呆れつつ聞いてみると、彼は大袈裟に「ノー」と否定した後で

「元々の用事はこっち」

と言って、両手で持った箱を差し出してきた。

「何これ?」

訊ねるとハワードが開けるように促す。私は訝しみつつも、箱を開けてみた。

下駄箱のお菓子でこれ以上ないくらいに驚いた私は、その箱の中身に更に驚かされる。

「これ……。どうして……?」

「ユキに手伝ってもらった」

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