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日常トリム  作者: つぶやきこごえ&九月十夜
七月
41/130

花火

花火大会の話です

 その音を聞いたのは、実に二年ぶりのことだった。

 だというのに、もう十数年も前から待ち焦がれていたかのように、いち早く顔を上げてしばしその輝きに見惚れていた。

 家の近所で毎年行われる花火大会は全国的にもかなり有名で、各地から多くの人が花火目当てに足を運ぶほどである。当然地元民は毎年花火を拝むことになり、かくいう俺も、そうしてかれこれ十七年あの花火を見て育った口だった。

 初めてあの花火を見たのは四歳のときだったと記憶している。あるいはもっと小さい頃から親に抱きかかえられて見ていたかもしれないが、とにかく記憶にあるのは四歳の時に見た花火だった。そしてその時の花火が、今も鮮烈に印象に残っている。

 

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