表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
日常トリム  作者: つぶやきこごえ&九月十夜
連載中
118/130

花火 オマケ(9)

そのとき、私の携帯電話が着信を知らせる。

合点がいったらしい榊原君を余所に、私は携帯電話をポケットから取り出して応じた。

「もしもし。……わかった。大丈夫。……それじゃ」

またしても「誰だ」という顔を榊原君がするので

「近衛さん。来れなくなったって」

と、説明をする。

「じゃあやっぱり二人か」

「いや、ピンチヒッターを頼んだって」

項垂れる榊原君へ向けて告げると、今度は口頭で

「ピンチヒッター?一体誰だ?」

と尋ねてきた。その答えを、私は言葉を使わずに目で示して見せる。私の視線の先を追って振り向いた榊原君は、その答えを口にした。

「ピンチヒッターって、お前か。周防」

近衛桜の幼馴染にして本日のピンチヒッター。周防誠がそこにいた。


次回更新は1月1日17時です

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ