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半月の糸、繭のうた

作者: 檸檬

星が見えない夜空には


半月朧に灯っています


その横顔はみつめています


うたという片道切符でゆく星を


それだけで、、なにもいらないというように


夏の短き夜に吐かれゆく


蚕の糸、光の糸、優しい時を絡めながら


紡がれてゆく、寄せては返えす夢のよに


少しずつ少しずつ満ちゆく心


半月あなたを見上げています


そのくちびるから吐かれゆく糸は


包み守る糸 優しさの糸


心は満ちる繭の中


月灯りで満たして睡ろう


半月あなたを見上げています


ありがとう。。ありがとう。。


その横顔は満ちてゆく


その横顔は満ちてゆく


少しずつ少しずつそのくちびるから吐く糸で





















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― 新着の感想 ―
星が見えない夜空に浮かぶ、半月朧。その横顔のような月のくちびるから、優しく包み込むような光の糸が舞い降りるのを感じました。 半月が少しずつ光で満ちていくように、その光が紡ぐ繭に時も心も包まれ満ちゆく…
好きです!!!
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