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長年の憧れ!さっぽろ雪まつり~ウポポイ(民族共生象徴空間)  作者: 夏目 碧央


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座って休む為に

 足が疲れてからの買い物で、まったくもって疲れた。お茶でもしようと思ったが、それらしいところがテレビ塔の中にはなかった。お食事処はあったが、並んでいたりするので、別のところへ行く事に。それにしても、お腹が空かないのはきついダウンパンツのせいかもしれないと思った私は、トイレで脱いできた。このトイレ、変な形で、変な匂いがした。このテレビ塔も古そうだな。形は、テレビ塔の形のせいだろう。

 テレビ塔から直接地下道へ行けた。地下には色々とお店がありそうだ。すぐにマクドナルドが目について、

「マックでいいよね?」

と夫が言った。私は思わず、

「マックこそ、飲むものがないんだよね。」

と言ってしまった。後で考えたら爽健美茶があったのだが、この時には冷たい飲み物の事は考えていなかったのだ。温かい飲み物だとコーヒーしかなく、カフェインを控えている私には、飲むものがないと思ったのだ。昔はコーンスープやココアがあったし、最近までは紅茶もあって、紅茶はティーバッグとお湯が別に出てくるから、薄い紅茶にするか、レモン汁だけ入れるなどすればカフェインを控えつつ温かい飲み物が飲めたのだが。

 そこで、マクドナルド以外の店を探した。検索して、近くにタリーズコーヒーがある事を知り、向かった。タリーズコーヒーやスターバックスなど、コーヒー専門店ならデカフェが出来る。これも割と最近の話なのだが。

 タリーズコーヒーに行って、注文をしようとしたら、メニューにデカフェとは書いていなかった。そういえば、タリーズは店によってデカフェが出来たり出来なかったりするのだったか?でも、ルイボスティーがあった。そうだ、最近ドトールやこのタリーズコーヒーにはルイボスティーがあるのだ。これはカフェインが入っていないので重宝する。

「あ、ルイボスティーがある。ルイボスティーにしようかな。」

と私が言ったら、

「でも、せっかくだからカフェインレスコーヒーにしたら?」

と夫が言い、店員にデカフェに出来るかどうか聞いてくれた。出来ると言われ、じゃあ、せっかくだからと、ホットコーヒーのショートをデカフェにしてもらった。夫はアイスコーヒーを注文した。

 デカフェにすると、大抵10分くらい待たされる。だから、席に行って座って待っていようと思った。すると、

「ホットコーヒーのお客様。」

と、すぐに出された。受け取ろうと思ったが、早いのが気になり、

「これ、デカフェですか?」

と聞いてみた。すると、

「いえ、違います。」

と言う。注文をした時の店員さんとは別の人だ。

「じゃあ、うちのじゃないです。別の人のです。」

と夫は言ったが、待っている人はいなさそう。普通のコーヒーならすぐに出てくる。今ここで待っている人がいないのだから、うちのなのだ。店員さんは、

「あ、すみません。確認します。」

と言って引っ込めた。私は座って待つ事に。すると、やはり数分後に、

「デカフェのホットコーヒーでお待ちのお客様。」

と呼ばれた。取りに行った。

 飲んだ。熱いというのもあるが、コーヒーの味がほとんどしない。薄い。お湯の量を減らしてくれて構わないのに。夫が一口くれと言って飲み、

「違う飲み物だな。」

と言った。自分の家で飲むカフェインレスコーヒーは、ちゃんと美味しいのだ。確かに苦味は少ないかもしれないが、濃い目に出すから美味しいのだ。私は緑内障の為、あまり濃いコーヒーは飲み過ぎない方がいいと眼科医に言われて、濃いコーヒーが好きだから、カフェインレスにしようと思ったのだ。そうしたら、たまにカフェインありの飲み物を飲むと効きすぎて、昼間に飲んでも夜眠れないし、すっごくトイレが近くなるようになってしまったのだ。元々トイレが近くなるのはあったか。だが、カフェインを辞めたら、様々な不調がなくなった。以前はよく、お酒を飲んで酔った後に覚めたら眠れないとか、旅行に行くと大抵眠れないといった事があったが、それがなくなったのだ。ちゃんと眠れる。カフェインを摂らないからだと思う。

 しかし、コーヒーは半分くらい飲むと少し濃くなってきた。下の方に濃いのが沈んでいるのだろう。それにしても、熱い。そして暑い。地下道や屋内は暖かいのに、けっこう厚着しているから暑いくらいなのだ。それなら、むしろアイスコーヒーの方が良かったくらいだ。いや、そもそも冷たいので良かったのならマックで爽健美茶でも良かったのに。わざわざタリーズまで来たからにはホットコーヒーを飲む必要があったのだが、暑い。そして、夫が寿司屋に行こうと言う。そろそろ17時だったのだが、私は全然お腹が空いていなかった。何しろスープカレーで満腹になってしまったから、それからまだ3時間くらいしか経っていないし。

「まだお腹空いてない。」

と私が言ったら、待つよと言ってくれた夫だが、

「混んじゃうから、行こう。」

と、待ってくれたのはほんの5分か10分だった。17時に開店する人気寿司店に行きたいそうで、17時を回った途端、混んでしまうと心配になったようだ。やっと味がし始めたコーヒーだが、これ以上飲むとお腹が更にいっぱいになってしまうし、コーヒーは半分残す事にした。勿体ない。まあ、座りたかったから場所代だと思うしかないか。

 しかし、寿司か……。昨日のお通夜で食べたばかりなのだ。北海道と言えば新鮮な魚介類。と来れば寿司。それは分かるが、冬だからお寿司やお刺身は食べたい物リストには入れていなかったのに。やはり行く前に話し合っておいた方が良かったかな。


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