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長年の憧れ!さっぽろ雪まつり~ウポポイ(民族共生象徴空間)  作者: 夏目 碧央


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13/52

大通り公園へ

 さあ、スーツケースは置いて、ホテルを出発だ。外に出ると、雪がけっこう降っていた。わあ、綺麗。思わず写真を撮る。

「もっときれいな所で撮れば?」

と夫が言ったが、

「まあ、これが現実か。」

と、1人で納得していた。そう、地面の雪は泥交じりのような灰色。目の前には色気のない会社のような建物。何の変哲もない車があちこちに停まっていて、あまりきれいではない。でも、ホテルの看板を入れて撮った。

 さっぽろ雪まつりを早速観に行こうという事で、今一度ネット検索。雪まつりの公式ホームページを見る。大通公園の会場は一方通行だから、端っこから回らねばならない。まずはテレビ塔を目指すべきだと思われた。

 雪があんまり吹雪いても困るが、全然降らないのもつまらない。だから、降ってくれて嬉しかった。だが、けっこう激しく降ってきて、髪の毛が濡れてしまうかもしれないので、ニット帽をかぶった。グローブもする。いつも、スマホで地図検索する時に手袋を外すから寒いと思っていたが、今回はカバンにタッチペンを忍ばせてきた。これで、手袋をしたままスマホの操作が出来る。

 ところが、歩いていると暑くなってくる。グローブは外したり、嵌めたりの繰り返し。また、顔や耳が寒いからとマフラーを出して巻くが、やっぱり暑くなってきて外したり、巻いたり。ニット帽もしかり。忙しい。

 ポケットティッシュを配っている人がいて、すかさずもらった。鼻水がしょっちゅう出るのでありがたい。ポケットに入れて時々使った。

 Seicomartというコンビニの前を通った。セイコーマートでいいのかな?夫が、これは北海道にしかないコンビニで、逆に言えば北海道を牛耳っているコンビニだと言う。写真に撮っておかなくていいのか?とも。あんまり言うので、撮っておいた。自分は撮らないくせにね。私がブログを書くからそう言ったのかもしれないが、文脈が上手くハマらなかったから、ブログにセイコーマートの写真は載せなかった。

 けっこう遠くて、頑張って歩いた。雪が降っているくらいなので、空はちょっと暗い。だから、時間帯が良く分からなくなってくる。夕方のように感じてしまうが、まだ14時台なのだ。

 それにしても、顔回りは暑くなったりしているが、足元の方は徐々に冷えてきた。何せ雪の上を歩いているのだ。レインブーツを履いているとはいえ、何となく足が冷たくなってくる。足の裏だけではない。風も吹いているから、足全体が寒い気がする。これは、せっかくだから防寒アイテムを使うべきでは?

 と思っても、なかなかズボンを履いたりできる場所がない。どうしようかと思っていたら、大きなホテルの駐車場の入り口に差し掛かった。ANAのホテルだったと思う。その裏口のようなところに、外国人が数人固まって立っていた。そこは屋根の下になっていて、雪をしのげる。また、ちょっとした台があって、そこに座れると思った。

「あそこでズボン履く。」

と私が言って、そこへ歩いて行くと、夫が、

「これには座れないよ。」

と言った。これ、椅子じゃないの?テーブル?よく分からないが、そう言われたから荷物の方を置き、自分は立ったままダウンパンツを履いた。今まで、レギンスの上に暖かズボンを履いていたが、その上から履いたのだ。このダウンパンツはネット通販で買ったものだが、足全体は確かに緩いというか、ダボダボで、下にけっこう厚い物を履いていても大丈夫だが、なぜかウエストがすっごく細い。総ゴムだから履けるけれど。最初見た時は細すぎると思ったが、一度履いたら広がった。それと、けっこう大きいサイズを買ったのだが、元々裾が短いのでズボンがはみ出る。九分丈だとかで。これ、おかしくないかな……。

 ダウンパンツの次は、靴下に貼るカイロだ。昨日はあまり温かく感じなかったが、とにかく今足裏が冷たいのだから貼ってみようと思った。夫が腕を持っていてくれて、私は片足ずつ、足の裏にペタッとカイロを貼った。

 そうしてまた歩き出したが、暖かい!ダウンパンツのお陰で風を感じないし、足裏も、カイロのお陰で冷たくなくなった。これ、いいじゃないか。良いと思ったことがないなんて友達が言っていたけれど、ハイヒールだとダメなのかも。長靴ならばいいのかな。それとも、ストッキングじゃなくて靴下ならいいのか?何が違うのかよく分からないが、とにかく雪の上を歩いても足裏が冷たくなくて、ほんのり暖かいと思った。

 角を曲がるとテレビ塔が見えてきた。大きいように見えるが、この近さでこれだと……。

「東京タワーの小さい版みたいだね。」

と、思わず言ってしまった。札幌の皆さんに失礼な発言であったかもしれない。この場を借りて謝罪し、撤回したい。

 テレビ塔に入って行くの?と疑問に思ったが、夫がズンズン入って行くので付いて行くと、わあ、出た!そこが雪まつり会場の始まりだった。


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